MISIA、ガラリと趣向を変えた夏のツアー<星空のライヴII>。新曲も披露!

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MISIAにとって4年ぶりの夏の全国ツアー<星空のライヴII>が8月16日(土)沖縄宜野湾海浜公園野外劇場で無事終了した。MISIAのライヴは、毎年、年末年始をまたいだ全国ツアーがメインで、どこの会場で大晦日のカウントダウン・ライヴをするのかが話題にもなっている。が、今回は久々となる夏の全国ツアー。全国10都市11公演となっただが、うち東名阪はファンクラブ会員限定のスペシャルステージで、チケットは即日ソールドアウトとなった。

東京公演は7月7日、国際フォーラムホールAで実施。7月7日といえばMISIAの誕生日で、ステージ上で25歳を迎えることとなった。オープニングでは、鳥の鳴く声のなか、MISIA率いるバックメンバーたちが暗いステージ上、ランタンを持って登場。夜明けを感じさせる中、フルートが鳴り響く「眠れぬ夜は君のせい」のミドル・ナンバーでスタートした。このあたりからすでにいつものツアーとは違う予感。「陽のあたる場所」「SUNNY DAY」などの後、中盤披露された「Escape」は、緊張感ある鋭いサウンドとヴォーカルのCD音源とはガラリと変え、この日はアコースティック・サウンドをベースにラテン風なアレンジで歌うなど、やはりいつもと異なる趣向。MISIAのライヴといえば、アリーナクラス規模の全国ツアーで、度肝を抜くオープニングや豪華なステージセット、バックダンサー達も惜しみなく投入されているのが有名。だが今回の<星空のライヴII>は、ホールクラス(野外ライヴもあり)でMISIAの存在がより近く感じられる設定。派手なステージングはないものの、夜明けから始まる1日を想定したかのようで、MISIA自身歌うことに専念したリラックスした雰囲気で進められた。

そしてアンコールでは「つつみ込むように…」と新曲「心ひとつ」を披露。「心ひとつ」は8月27日にリリースされるシングルで、映画『ドラゴンヘッド』(8月30日公開)のテーマソング。MISIAが『ドラゴンヘッド』の世界観に感銘を受けて詩を書き下ろしたミドル・チューンで、彼女のヴォーカル・スキルでしっとりと歌われる楽曲。また話題となることは必至だろう。

その「心ひとつ」の試聴ができるURLはこちら
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