メタリカ、南米ツアーのキャンセルについて声明を発表

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Metallicaが、10月25日からスタートするはずだった南米ツアーのキャンセルに関して、“個人的な”声明を発表した。また、公式記者会見も開いている。11月6日から始まる来日公演についても、一時キャンセルが囁かれていた彼らだが、現在は計画通り準備が進められているという。

Metallicaは南米のファンに謝罪する声明をバンドの公式サイトに掲載した。キャンセルは健康上の理由と、精神的な疲労によるものと説明されている。

「この1年半の間『St. Anger』のレコーディングとプレス、ツアー、そういった仕事をノンストップで続けてきた。はっきり言って、疲れたよ。おまけに、Larsは“ブラック”アルバムのツアー中に肩を怪我するしね。最近になって、また痛みだしたんだ。だから、残念だけど、南米ツアーを休ませてもらうことにした」

声明に伴う記者会見では、Lars Ulrich(Dr)が「何よりも辛いのは、約束を破ってしまったことだ。南米は久しく訪れてないし、今回のキャンセルについて納得してもらうには、それなりに重大な理由がなければいけないだろう。“Metallica流”を貫くためには、ベストを尽くす必要がある。それができなかったら、ファンに期待していたものを見せることが出来ない……。自分たちにのためにも、妥協は出来ないんだ」と語った。

Kirk Hammett(G)は「Metallicaがツアーをキャンセルしたのは過去22年間の歴史でこれが初めてだ。残念で仕方がない。覚悟を決めるのは辛かった。でも、俺たち4人にとって、自己管理が出来なければ、将来的に誰のためにもならないのは明らかだ」と話している。

(C)LAUNCH.com
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