ジャック・ホワイト、暴行罪に問われる

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AP通信によると、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト(Vo&G)が、ザ・ヴォン・ボンディーズのジェイソン・ストールスタイマー(Vo&G)とデトロイトで暴力沙汰を起こし、加重暴行罪に問われている。28歳のホワイト(本名ジョン・アンソニー・ギリス)は、もし有罪となれば、最高1年の禁固刑が科せられる。彼は12月21日(日)、管轄区の警察署へ出向き、ストールスタイマーを殴ったのは自己防衛のためと主張した。

ジャック・ホワイトの弁護士は、今週中か来年初めに開かれる罪状認否を待っているという。弁護士はこの事件について独自の捜査を進めており、「状況を考えると、今後の事については、まだ話せる段階ではない」と述べている。彼は以前にエミネムマリリン・マンソンの弁護を担当したことがある。

喧嘩は、12月13日(日)にデトロイトのナイトクラブで行われたローカルバンドのリリース・パーティで起きた。2人は口論となり、すぐに殴り合いに発展したという。警察の報告書にはホワイトがストールスタイマーを7回殴ったとあり、ストールスタイマーは「ホワイトがカッとなって俺をフロアへ引っ張った。それから左目を7回くらい殴って(クラブの)裏へ逃げた」と話している。ストールスタイマーはデトロイト・レシーヴィング病院に運ばれ、治療を受けた。

これに対しホワイトは、フロアではストールスタイマーと話し合っていたと反論。ストールスタイマーが拳で顔面とボディを殴ってきたから、自衛のために殴り返したと主張している。

ウェイン郡の検察官マイク・ダガンは、ストールスタイマーがヴォン・ボンディーズの1stアルバムをプロデューサーしたホワイトを非難したことから、2人の不仲が続いていると言う。彼は12月22日、「よくあることだが、有名人は自分たちには法が適応されないと考えているようだ」と記者団に語った。弁護士はこれに対し「もちろん、ジャックは、法を超越できないのを知っているが、彼は市や国、国際社会の偉大なスポークスマンなのだ。町の多くの若者を救っている」

ホワイト・ストライプスは大晦日にシカゴのアラゴン・ボールルームでコンサートを行なう。また、来年の1月中旬にはイギリスへ向かう予定。

(C)LAUNCH.com
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