MISIA、すべてがケタ違いのメガツアー真っ最中! そしてアルバムリリースも間近

ポスト
MISIAは現在、全国ツアー<THE TOUR OF MISIA 2004 MARS & ROSES>の真っ最中だ。1/3、MISIAの地元・福岡ドームを皮切りに、5都市7公演で行なわれている。これは全国ドームツアーで、女性ソロシンガーとしては初の快挙。すべてチケットが5分で完売し、30万人を動員することとなる。そんなメガツアーのすごいところはたくさんある。スタッフ総勢18,000名、セットは総制作費21億円。ステージデザインはトム・マクフィリップス(マイケル・ジャクソンマライア・キャリーエリック・クラプトン等のステージを手がけるデザイナー)を起用し、ステージ上空を生き物のように動く巨大なクロス“オリガミクロス”が配置されている。そしてMISIAの衣装を手掛けるのはデザイナー、マリヤン・ペヨスキー。ビョークらを手掛け、前回のMISIAのステージ衣装も担当した人物だが、今回は9パターンの衣装を用意。そしてステージ上にはMISIAを筆頭にダンサー8名、バンドメンバー7名、ロンドンから呼び寄せたクワイヤー4名が熱いライヴを繰り広げるという豪華なステージなのだ。

そして先週末の1/17(土)、18(日)は東京ドームで行なわれ、2日間で10万人を集めた。この日、会場であらかじめ配られたペンライトが、暗転した会場で一斉に光り出し、一気に異空間へ。ステージの幕が開くと、せり上りで現われたMISIAとダンサーたちが「IN MY SOUL」でオープニングを飾った。前半は「Escape」「Rhythm Reflection」など6曲をヒップホップ・アレンジのメドレーで披露。新曲「GROOVIN'」も盛り込まれたのだが、ライヴしょっぱなから火花を噴く演出が、出し惜しみしていないかのようでニクい。そして「つつみ込むように...」「陽のあたる場所」を歌い、中盤のハイライト「忘れない日々」へ。この「忘れない日々」ではMISIAひとりでステージ中央に立ち、踊りも踊らず、歌うことに集中し、自身の歌を爆発させ、観客を圧倒した。そしてクワイアーとがっつり歌いあげた「THE GLORY DAY」、クラブリミックスされた「Everything」へ。なんとMISIAはステージを降り、用意された山車に乗り、スタンド席を一周し本編を終了させた。アンコールは、「Never gonna cry!」など7曲をリズムを強調したハウスリミックスでメドレー。そして「INTO THE LIGHT」は緑色のレーザーライトがドーム全体に交差に照らされ、再び異空間へ。そして2回目のアンコールでは「SNOW SONG」を披露し、東京ドーム公演は大成功のもと終了した。

今回、MISIAはドームツアーについて下記のようにコメントしている。

「今回は初のドームツアーということでドキドキしていましたが、ドームならではの迫力が感じられるステージ、演出になっていて、毎回とにかくライヴが楽しいです。お客さんの盛り上がりも本当にすごくて、会場が一体となった歓声やウェーブには、ものすごいパワーを感じています。ニューアルバムからの新曲もキーポイントで数曲歌っていますので、楽しみにしていてください。残りのツアーも頑張ります!」

あと残すところは、大阪ドーム(1/31、2/1)、札幌ドーム(2/7)。そして2/11には5枚目のオリジナルアルバム『MARS & ROSES』発売する。このアルバムにはUSネオソウル・シンガー、エリカ・バドゥが参加。そしてこのアルバムに収録、ツアーでも歌われている「GROOVIN'」が下記アドレスで試聴できる。

「GROOVIN'」試聴../listen/?id=52027205
この記事をポスト

この記事の関連情報