マイケル・ジャクソンに破産の危機

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2月11日付のニューヨーク・タイムズ紙によると、現在児童虐待など9つの罪で起訴されているマイケル・ジャクソンが、累積する債務でほとんど破産状態に追い込まれている。

マイケルの財務顧問の一人が明かしたところによると、12日(火)が返済期日となっていた銀行からの借り入れ7,000万ドル(約73億5,000万円)の返済ができなかった。しかし、マイアミの事業家で、昨年マイケルの財政状況を立て直そうと乗り出したマルニック氏によれば、この返済期日は来年の12月まで延長できたという。しかし、自身の曲の著作権のほか、約250曲に及ぶビートルズの曲の著作権を保有し、ビバリーヒルズに豪邸(ネバーランド)を持つ億万長者のはずのマイケルが、ここまでお金に困っているのにはいくつかの理由がある。

まず、1つはやはり現在問題になっている事件だ。この問題が発覚するまでは複数の財務再建計画が進んでいたが、この事件のおかげでほとんどがストップしている状態。また、ここ数年の音楽業界の不況により、以前ほど稼げなくなっているのに、マイケル自身が気づいていないという指摘もある。さらに、分離主義人権組織であるネイション・オブ・イスラムが、マイケルのお金を自由にしているという声も上がっている。では、もしマイケルが今借り入れているお金を返せなかった場合どうなるのか。返済期日が問題となった銀行については、担保として押さえているマイケルの音楽著作権がその銀行に渡ることになる。ちなみに、ソニー・ミュージック・エンタテインメントと共同保有しているビートルズの音楽著作権だけで、推定約8億~9億ドル(約840億円)の価値があるとされている。当のマイケルはといえば、借金のために毎月150万ドル(約1億5,750万円)しか(!)使えないところ、約700万ドル(約7億3,500万円)は使っているという。最近も週末に車を数台買い込んだという。

Aki Kayamoto, NY

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