ミック・マーズ、ジョン・コラビとのコラボ曲をお蔵入りさせた理由

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ミック・マーズは、ソロ・デビュー・アルバムの制作に取り掛かってすぐの2016年2月、90年代にモトリー・クルーのバンド・メイトだったジョン・コラビ(Vo)とコラボした2曲「Gimme Blood」と「Shake The Cage」のティーザーを立て続けに公開していたが、どちらの曲も2024年2月にリリースするアルバムには収録しなかった。


火曜日(10月31日)、アメリカで放送されたラジオ番組『Trunk Nation』のインタビューで、その理由を問われたマーズは、第三者に干渉されたと説明した。「俺はあれらの曲はちょっと…、強さが足りないと感じていた。そして、ある人物が干渉してきたんだ。誰とは言わないよ。でも、彼が状況をめちゃくちゃにした。曲が不適切だとか、このパートはそこじゃないとか、何だかんだ言ってきた。“これじゃあ先に進まない”って感じになったから、俺は棚上げにしたんだ」

「第三者により欺かれた、とだけ言っておく。俺は、彼を追い払い、別の人たちを探し始めた。そしたら、Michael Wagener(プロデューサー)が見つかった」

マーズが2月に発表するソロ・デビュー・アルバム『The Other Side Of Mars』には、ヴォーカリストにJacob BuntonとBrion Gamboaが参加しており、収録曲10曲のうち2曲でGamboaが、あとはBuntonが歌ったと伝えられている。

今週、Buntonと制作したリード・シングル「Loyal To The Lie」がリリースされた。『Planet Rock』によると、マーズはBuntonについて「Jacobがスタジオに入って来て、(歌い始めると)ドカンって感じだった! 俺は、“彼で決まりだ”って言ったんだ。彼のヴォーカルの大半はワン・テイクだ」と話しているという。

Ako Suzuki
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