リバティーンズのカール、ストレスで胃痛

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ザ・リバティーンズのカール・バラーは、この1年、ピート・ドハーティが起こしてきた様々なトラブルや、その結果、彼をバンドから離脱させたことによりかなりのストレスを感じているようだ。『Daily Mirror』紙のインタヴューに答えたバラーは、胃が痛くて食欲がないと明かしている。

カールは、口ごもりながらこう告白した。「胃が痛い。ストレスで食べられないんだ。今日は……、サンドイッチを半分食べただけだよ。酒も飲みすぎてる。ニュー・アルバムを完成できたのは奇跡としか言いようがないな」

彼は、選択の余地がなかったものの、ドハーティを離脱させたことで罪悪感を感じているという。「レコーディングの終わりには、みんな話もしなくなってた。こんなんじゃ、続けられない。だから選択の余地はなかった……。ピートは(バンドを)去らなきゃならなかった。でも、彼なしでステージに立ってると、俺が“暴君”みたいに感じるよ。冷酷で、彼をバンドに戻さないのは間違ってるって思うんだ」

バラーは、他のインタヴューでも答えたように今回も「この先、ピート抜きで、新曲を書いたりレコーディングをするとは思えない」と話をしている。彼は「ピートが薬を止めたら、バンドは先に進める」とインタヴューを締めくくった。

ザ・リバティーンズのセルフ・タイトルがついた2ndアルバム(邦題:リバティーンズ革命)は、8月30日に英国で発売される(日本発売9月1日)。同アルバムからの1stシングル「Can't Stand Me Now」は、今週のUKシングル・チャートで2位に初登場した。なお、日本のオフィシャル・サイト(http://www.reservoir.jp/)では同シングルのPV映像のほか、新作から5曲の試聴が可能だ。

Ako Suzuki, London
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