50セント、フィラデルフィアの車販売業者を訴える

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広告用チラシで名前と写真を無断使用されたとして、50セントがフィラデルフィアの車販売業者を訴えたと、AP通信などが報じている。

フィラデルフィアの車販売業者Gary Barbera Enterprises社がダッジ・マグナムの広告にて50セントの写真と共に「Just Like 50 Says!」(50の言う通り!)というコピーを掲載し、これが商標登録されている50セントの名前の無許可使用に当たり、50セントのアーティスト・イメージを不当に利用したものだとして、損害賠償金100万ドル(約1億1,000万円)以上を求める訴えを起こした。

Gary Barbera Enterprises社側の話によると、50セントは今年春にフィラデルフィアのラジオ局にてダッジ・マグナム及びGary Barbera Enterprises社のスポット広告に出演しており、問題となったチラシ広告はそのラジオ広告のナレーションの内容と関連付けて作ったものであるという。そして、今年5月に50セント側からチラシ広告に対するクレームがあり、Gary Barbera Enterprises社側は広告作成の経緯を説明。その後、50セント側から何も話が無かったために、Gary Barbera Enterprises社側は問題が収拾したと判断していたが、今回の突然の訴訟により「困惑している」とコメントしている。

K.Omae, LA
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