50セント、フィラデルフィアでも映画の広告撤去

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フィラデルフィアにて50セントの主演映画『Get Rich or Die Tryin'』の宣伝ポスターに対する抗議の声があがり、宣伝用の看板から撤去されることが決定したと、AP通信が報じている。

『Get Rich or Die Tryin'』の宣伝ポスターに対しては、既にロサンゼルスにて「銃による暴力を促進するもの」という議員の抗議によって撤去されたことが報じられているが、今回はフィラデルフィアにて反暴力を訴える団体「Men United for a Better Philadelphia」が同様の抗議を広告会社に対して行なった。同団体のリーダーであるBilal Qayyum氏は手に銃を持った50セントが描かれているこのポスターが「金持ちになるには強盗をしろ」という攻撃的なメッセージに読み取れると主張。その結果、広告看板を扱うクリア・チャンネル・アウトドア社はフィラデルフィア内21ヶ所の『Get Rich or Die Tryin'』の広告看板を撤去することを決定した。

なお、クリア・チャンネル・アウトドア社は今回の撤去に関する決定はあくまでもフィラデルフィア地域のみに適用されるものであるとしているが、今後、更に他の地域で同様の抗議行動が広がる可能性も懸念される。

K.Omae, LA
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