ボノ「マドンナのことは放っといてやれ」

ポスト
U2のボノが、アフリカから養子を迎えたことで議論を呼んでいるマドンナを擁護した。貧困に苦しむアフリカの状況を熟知するボノは「マドンナは、称賛されるべきだ」と話している。

彼は『The Sun』紙のインタヴューで、こうマドンナをかばった。「子供を貧困から救って、より良い人生を送るチャンスを与えたマドンナは称賛されるべきだよ。ベイビー・デヴィッド(マドンナの養子)は、彼に生き残るチャンスを与えられる人物に出会えてラッキーだった。マドンナを批判するのはフェアじゃない」。

ボノは20年前にアフリカを訪れたとき、自分の子供を養子に迎えてくれと懇願されたことがあるという。「ライヴ・エイドのすぐ後、家内とアフリカへ行ったとき、ある男性から自分の子供を一緒に連れて帰ってくれないかって言われたんだ。彼が子供を大切に思っているのは明らかだったよ。でも自分では食事さえ与えられない状況だから、僕らの養子にしてくれって頼んできたんだ。ほんとに心が痛んだよ。想像を絶するほど貧しいアフリカじゃあ、子供を育てることができないんだ」。

現在オーストラリア・ツアー中のU2。ボノは土曜日(11月11日)、シドニーで行なわれたカイリー・ミノーグのコンサートにジョインし、デュエットを披露した。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報