天性の歌声が響く…コリーヌの来日ライヴの映像到着

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第49回グラミー賞の主要3部門にノミネートされたコリーヌ・ベイリー・レイ。惜しくも受賞は逃したものの、1stアルバムにしてこの快挙は、これから続く彼女の道を明るく照らしている。

そんな彼女が2月4日に初の来日公演を行なった。各方面から絶賛の声があがったこの来日公演の貴重なライヴの様子をお届けしよう(「ライク・ア・スター」のライヴ映像はこちら

シンプルなワンピース姿でステージに現れた彼女。大きな拍手に“ありがとう”と恥ずかしそうに挨拶をする。言葉少なに1曲目「コール・ミー・ウェン・ユー・ゲット・ディス」を歌い始めた途端、さっきまでの少女のような仕草は一瞬にして消え、顔つきが変わった。

指先をまるで指揮者のようにしなやかに揺り動かしながら歌い、その姿は歌うことが楽しくて仕方ないといった様子だ。そんな彼女の歌声は、瞬時にしてまるでブラック・ホールのように完全に観客を飲み込んでしまった。彼女の声を一言で表すのなら甘く、やさしく、そしてクール。まさに一度聴いたら忘れられない声。

「ライク・ア・スター」はそのタイトル通り、まるで星のように透明感のあるコリーヌの声を心に刻み付ける名曲だ。ゆるやかに歌い終えた後、一瞬静まり返る会場。そのあと観客からはあまりの感動に大きなため息がこぼれた。

そのまま1stシングル曲「プット・ユア・レコーズ・オン」で再び湧き上がる会場。“ありのままのあなたでいいのよ”と歌ったこの曲では、その歌詞の通りにこれ以上ないくらい自然体のコリーヌがステージ上にいた。また、サプライズ的にレッド・ツェッペリンのカヴァー曲や、さらに東京公演では新曲が披露された。

2月14日には初のライヴDVD『ライヴ・イン・ロンドン』が発売される。昨年9月にロンドンのセント・ルークス教会で行われたこのライヴ。美しい教会とコリーヌの伸びやかな歌声に心癒されてみては?


<2007.02.04 東京・恵比寿ガーデンホール公演セットリスト>

1.Call Me When You Get This
2.Trouble Sleeping
3.Breathless
4.Enchantment
5.Till It Happens To You
6.I Won't Let You Lie To Yourself
7.Since I've Been Loving You
8.Like A Star (ライヴ映像はこちら!
9.Put Your Records On  (ライヴ映像はこちら!
10.Butterfly
11.I'd Like To  (ライヴ映像はこちら!
<Encore>
12.Season's Change

「ライク・ア・スター」「プット・ユア・レコーズ・オン」「アイド・ライク・トゥ」のライヴ映像はこちらから!
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