ツェッペリン、6月にはテスト・リハーサルをしていた

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レッド・ツェッペリンは2007年6月、再結成できるかどうか極秘のテスト・リハーサルを行なっていたそうだ。ちょうどこの頃からツェッペリン再結成の噂が流れ始めたのだが、シンガーのロバート・プラントは素知らぬ顔で否定していたわけだ。

ベーシストのジョン・ポール・ジョーンズは『Jam! Music』(jam.canoe.ca)にこう明かしている。「6月に本当に極秘でリハーサルをやったんだ。(再結成が)可能かどうか、みんなやりたいと思ってるのか、やる気があるのか見てみるためにね。すごくエキサイティングだったよ。手ごたえがあったし、ホットだった」

ギタリストのジミー・ペイジはこう続けている。「1番大変だったのは―1番の試練だったというべきか―、僕ら4人全員が誰にもばれずにリハーサル・ルームに集まることができるかどうかってことだった。ご存知の通り、実現できた。それに“(再結成は)いいアイディアじゃないな”って握手して別れるなんてことも起きなかった。結果はその反対だったよ」

11月26日に、アトランティック・レコードの創立者、故アーメット・アーティガンの追悼コンサートで再結成するレッド・ツェッペリンは、それに先駆け、メンバー自身がトラック・リストを選んだベスト・アルバム『Mothership』(日本発売11月14日)、'73年にマジソン・スクエアで行なわれたコンサートを収録したDVD『The Song Remains The Same』をリリースする(英国発売12日)。11月はツェッペリン・マンスとなりそうだ。

Ako Suzuki, London
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