ポール・マッカートニー、ベストDVDに自信なし

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先週、ビートルズ解散後のソロ活動を集結したDVD『The McCartney Years』をリリースしたポール・マッカートニーだが、ソロ作品に自信がなく、ベスト盤ともいえる同作品を発表するのをためらっていたそうだ。

ビートルズ解散後、35年以上に渡りソロ活動(ウイングス時代も含む)を行ない、高い評価を得てきた彼だが、ベスト盤を作れるほど“いい作品は揃っていない”と感じていたようだ。dotmusicによると、マッカートニーはこう話している。「“ああ困った、そんなにいい作品が十分あるわけじゃない”って思った」

「でも完成したものを見て、ちょっと不安に思ってた曲のいくつかも、それほど心配する必要ないって思ったよ。とくに全部、磨き直してるからね。結構良く出来てるって思ったよ」

『The McCartney Years』は、'70~'05年までのミュージック・ビデオ、ライヴ・パフォーマンス、ドキュメンタリーなど、ビートルズ解散後の彼の活動を集約した3枚組みのDVD作品。'85年のライヴ・エイド、'91年のMTV Unplugged、'04年のグラストンベリー・フェスティヴァルなど貴重なパフォーマンスも収録されている。また、レコーディングの模様を撮影したドキュメンタリーでは、マッカートニー本人が後から加えたオーディオ・コメントを聞くことができる。

Ako Suzuki, London
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