中孝介、原点回帰で「またここに帰ってきました」

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“地上で、最も優しい歌声”と賞される奄美大島在住のシンガー、中孝介が、ニュー・シングル「種をまく日々」のリリースを記念して、11月15日(木)に有楽町西武8FのWoman.excite CAFEにてプレミアム・フリー・ライヴを開催した。

2006年3月のデビュー以来、日本各地で延べ約180本ものライヴを行なってきた中孝介。小さな場所から大きな場所まで行き、一つ一つゆっくりゆっくりと歌の種を蒔いてきた。そんな想いで作ったニュー・シングル「種をまく日々」の発売を記念して、原点回帰の意味も込めて行なわれたのが、このライヴだったという。有楽町西武8FのWoman.excite CAFEは、中孝介が初めて東京で単独ライヴを行った場所なのだそうだ。

ホームページに寄せられた、1,000件を超える応募者の中から選ばれた25組50名の観客を前に、新曲「種をまく日々」「路の途中」、代表曲となっている「花」「家路」の全4曲を熱唱。ラストの「家路」では泣き出すファンも多数いたといい、約30分のステージの後は来場者全員と握手を交わし、「またここに帰ってきます」と言って会場を後にした。

ライヴ終了後、中孝介は次のように感想を語っている。「2年前の9月15日にあの場所で唄っていた自分を振り返ってみると、緊張で震えて、ただ唄っていたのを思い出します。でも、今日はそうじゃなくて、今までたくさんの場所に種をまいてきて、たくさんのみんなから水や栄養をもらってそれが勇気や力になって、それを背負って立っていました」。

「今までこつこつと蒔いてきた種が、ようやく芽が出てきたかな」と語る中孝介。2008年2月8日(金)厚木市文化会館から、全国アコースティック・ライヴ・ツアー<2008「種をまく日々」>がスタートする。

■オフィシャル・サイト http://atarik.exblog.jp/
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