「SCHOOL OF LOCK!」ライヴイベントが遂にスタート

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9月14日、ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(月~金22:00/JFN38局ネット)のライヴイベント<YOUNG FLAG08 supported by キモチスイッチ オロナミンC>の初日公演がスタート、Zepp Tokyoにくるり、THE BACK HORN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが登場した。

◆<YOUNG FLAG08 supported by キモチスイッチ オロナミンC>フォトアルバム

このイベントは、学校がコンセプトの「SCHOOL OF LOCK!」らしく、“学園祭ツアー”と銘打って2007年から始まったイベント。“YOUNG FLAG”というタイトルには、「音楽(LIVE)を通して、自分の心の中に折れない旗を立てよう!」と呼びかける、悩み多き10代へのメッセージが込められている。

▲くるり
▲THE BACK HORN
▲ASIAN KUNG-FU GENERATION
2007年は、BUMP OF CHICKEN 、銀杏BOYZなどが出演し、全国3公演全9組の出演で行なわれたが、2008年はさらに規模を拡大。東京3公演と仙台1公演の計4公演、計15組の出演で、10月5日(日)まで行なわれるという大規模のものだ。

初日となったZepp Tokyo公演には、約3000人のオーディエンスが集結。トップバッターを務めたくるりは、新曲「さよならリグレット」や代表曲「ロックンロール」など6曲を披露。ボーカル岸田は、ルックスが似ていると言われることから「アジアンカンフージェネレーション後藤です」とMC、笑いを誘う一幕も。「とてもフレッシュな匂いがしますね(笑)」と、10代が中心の客席との一体感を楽しんだ。

続いて、鳴り響く轟音と圧倒的なライヴパフォーマンスで会場をヒートアップさせたのが、先日、武道館公演も成功させたTHE BACK HORN。ドラムの松田は、「音楽を通じて、学んで欲しいものを届けていこうという、この番組の姿勢はすばらしい。こんな番組があったら、僕らもぐれないですんだ」とコメント。ボーカル山田が10代のときに作った曲という「晩秋」や、「ブラックホールバースデイ」など全7曲を披露し、会場はダイブをする若者で溢れた。

そして、トリを飾ったのが、「SCHOOL OF LOCK!」で火曜日のレギュラーも務めるASIAN KUNG-FU GENERATION。「10代に向けて、何かアドバイスしなきゃいけない立場なわけだけれども…なんもいえねー!」と、北京五輪金メダリストの北島康介風に、言葉にならない想いを叫んだ、ボーカル後藤。新曲「藤沢ルーサー」や、人気曲「ループ&ループ」を畳み掛けるように披露し、ライヴ自体が初めてという人もいる若い世代に向け、彼ららしく曲を通してメッセージを届けた。

今後も、25日(木)のZEPP SENDAI公演にはBase Ball Bare、9mm Parabellum Bullet、10-FEETら計4組が、27日(土)東京・JCBホール公演には、チャットモンチー、ACIDMAN、ザ・クロマニヨンズ、Dragon Ashの4組が、最終日10月5日(日)のSTUDIO SOAST公演には、RIP SLYME、九州男、湘南乃風、ET-KINGが出演と、ひとつのラジオ番組から生まれたライヴ・イベントとは思えないほどの、超強力なラインナップでの公演が続く。

残念ながらチケット入手は高倍率だが、後日、「SCHOOL OF LOCK!」内で4公演の音源オンエアも予定されているという。音楽ファン必聴のオンエア、こちらもお見逃しなく。
撮影:古溪一道
◆「SCHOOL OF LOCK!」オフィシャルサイト
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