ヴォーカル失踪…pe'zmoku、波乱のツアーがスタート

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3月5日からスタートする予定だったpe'zmokuの全国ツアー。ヴォーカル、suzumokuの失踪という思わぬ事態により、急遽5日、6日の公演が中止。以降の公演をPE'Zで行なう事が発表され、その初日公演を11日(水)仙台MA.CA.NAで迎えた。

ツアーの変更発表後、PE'Z、pe'zmoku両バンドのリーダーであるOhyamaのブログには、コメントが殺到。そのほとんどが、「PE'Zがやると決めたなら、応援します」という好意的なものだったが、中には「pe'zmokuのライヴなんだから、他にヴォーカルを立てては」「pe'zmoku曲のカバーをやってほしい」という意見も。賛否両論渦巻く中、決して“ベスト”とは言えない状況でステージに立った彼らは、今回の顛末を改めて説明、全員が頭を下げて観客に謝罪をした。

「全公演中止も考えました。ただ今は残されたメンバーで 最大限の事をやりたい。色々試しました。 結論的に、pe'zmokuはやはりsuzumokuがいないとできません。なのでPE'Zのライヴをします。この場は皆が抱える不安を一時でも忘れる事ができるよう、PE'Zの音楽を全力でいきたいと思います」。

Ohyamaの言葉に、会場からは温かい拍手と共に歓声が上がった。

そしてヒイズミマサユ機(Key.)の「笑顔でいつものように楽しみましょう。いつも通り熱くいきます」の一声で場は明るくなり、いつも通りの空気に変わる。

ノンストップで繰り広げられた熱いパフォーマンス。宣言通り、全力で届けられたPE'Zの音楽に、踊り狂い歓声を上げる観客の姿は、不安を一瞬にして吹き飛ばした事を証明していた。

「皆さんからの温かい声援に、メンバー全員本当に感謝しています。」と、異例な事態にも関わらず集まってくれた満員の観客に感謝を述べ、春のナンバー「ハナフブキ~花魁道中罷り通る~」で怒涛のステージは幕を閉じた。

メンバーがステージを去った後、会場にはpe'zmokuの新曲「ハルカゼ」が響き渡った。客席からは、どこからともなく歌声が起こり、それは徐々に大合唱となって会場を包んだ。涙をみせる観客も多数みられた。出会い、別れ、そして新たなスタートを力強く歌うこの曲に、pe'zmokuの、そして彼らを応援するファンたちの決意が込められているかのようだった。

全国ツアーはこのまま続行され、各地をPE'Zで回ることになっている。

<PE'Z ツアー大作戦!~とがっていーこーおぉー♪ハルカゼィェーにのーおってぇー♪~>
3月11日(水)宮城 仙台MA.CA.NA
3月12日(木)宮城 仙台MA.CA.NA
3月13日(金)青森 青森QUARTER 
3月19日(木)愛媛 松山サロンキティ 
3月20日(金)香川 高松DIME 
3月28日(土)静岡 浜松窓枠 
3月30日(月)愛知 名古屋アポロシアター
3月31日(火)愛知 名古屋アポロシアター 
4月1日(水)兵庫 神戸ウィンターランド 
4月4日(土)神奈川 横浜BAYSIS 
4月10日(金)埼玉 Heaven's Rockさいたま新都心VJ-3 
4月14日(火)北海道 KRAPS HALL 
4月15日(水)北海道 KRAPS HALL 
4月17日(金)大阪 BIG CAT 
4月19日(日)石川 金沢AZ 
4月20日(月)新潟 新潟CLUB JUNK BOX 
4月23日(木)岡山 岡山IMAGE 
4月24日(金)広島 ナミキジャンクション 
4月25日(土)福岡 DRUM LOGOS 
4月26日(日)熊本 BATTLE STAGE
4月28日(火)宮崎 SR BOX 
5月1日(金)東京 LIQUIDROOM 
※全日程PE'Zの単独公演となります。詳細は http://pezmoku.comへ

<振替公演>
5月12日(火)栃木 Heaven's Rock宇都宮VJ-2
5月13日(水)東京 Shibuya O-nest
※中止になった公演チケットはそのまま有効。PE’Zの単独公演です。

◆iTunes Store pe'zmoku (※iTunesが開きます)
◆pe'zmokuオフィシャルサイト 
◆pe'zmokuオフィシャルサイト
◆Ohyama “B.M.W.” Wataru ブログ「のぼり坂」
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