キングス・オブ・レオン、ハトのフン攻撃によりショウを中止

ポスト
先週金曜日(7月23日)セントルイスで行なわれたキングス・オブ・レオンの野外コンサートが、3曲終えたところで中止された。理由は凄まじいハトのフン攻撃。あやうくメンバーの口に入りそうになるほどひどく「健康上有害」と判断されたそうだ。

オーディエンスをガッカリさせることになってしまったが、バンドのマネージメントはこう声明を発表している。「ジェアド(B)が最初の2曲で、何度もやられた。3曲目では、頬に降りかかり口の近くに落下するほどだった。それ以上、続けるのは無理だった。汚らしいだけでなく、健康上有害だ」

ドラムのネイサンは、Twetterでこう謝罪している。「セントルイスのみんな、本当にゴメン。俺ら、退散しなきゃならなかった。ハトがジェアドの口にクソしやがって、不衛生で続けられなかった。全額返す。本当に悪かった。ジェアドに怒らないでくれ。会場のせいだ。フンが落ちてくるのを楽しむ奴らもいるかもしれないが、俺らは違う。遠くから来てくれた人、済まない」

バンドは会場(Verizon Amphitheatre)に到着したとき、この何年か夏はハトの攻撃がすごいが解決策はなされていると説明されたそうだ。しかし、彼らの前にプレイしたサポート・バンドもその被害を逃れることはできなかった。キングス・オブ・レオンは、「サポート・バンドがどんな有様になったか目にしたとき、信じられなかった。(でも)ショウをキャンセルしたくなかったから、やることにしたんだ」とも話している。

ジェアドは「最初の3曲、ずっとハトに襲われてた。セットリストには20曲あったけど、ショウが終わる頃には全身がフンで覆われることになっていただろう」とコメントしている。

同会場では8月初めにリンプ・ビズキットやジョナス・ブラザーズのコンサートが開かれるはずだったが、どちらもキャンセルされている。ハト攻撃がその理由ではないが、彼らは難を逃れることになった。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報