リンゴ・スター「ザ・ビートルズは僕を加入させることができてラッキーだった」

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途中から加入したため「ザ・ビートルズに入れてラッキーだ」と思われがちなリンゴ・スターだが、リンゴいわく実際は「ラッキーだったのは彼らのほうだ」という。

ファンの間では知られていることだが、リンゴはザ・ビートルズ加入前、Rory and The Hurricanesというバンドにおり、地元リバプールではザ・ビートルズより有名だった。

リンゴは『Daily Mail』紙のインタビューでこう話している。「リバプールでは彼らより僕のほうがはるかに有名だった。Rory and The Hurricanesは地元では大物だったんだ。スーツ着てたよ。それって僕らには名声の証だった」

「ああだから、僕を獲得できた彼ら(ザ・ビートルズ)のほうがラッキーだったんだよ。大物だったっていうだけじゃない。僕はクールなドラマーだったからね。ブライアン・エプスタインからランチタイムにキャバーン(・クラブ)でプレイしないかって誘われたんだ。それが始まりだった」

これは事実。故ジョン・レノンもかつて「みんな、リンゴはザ・ビートルズに加入する前からスターだったことを忘れている」と話したことがある。

リンゴはまた、そのRory and The Hurricanesの活動に専念することを決めた1960年の夏についてこう回想している。「工場で働いてたんだ。僕はエンジニアの見習いでね、それって僕の家族にとっては大ニュースだったよ。でも、一方でRory and The Hurricanesでもプレイしてて、スケグネス(英国の海辺の町)で3ヶ月演奏しないかって話が来たんだ。僕らは仕事を辞めなきゃいけなかった。親戚みんなが説得に来たよ。ドラムは趣味としてはいいって。僕はそこで踏ん張って自分の立場を主張しなきゃならなかった。“いや、僕はドラマーだ。だから、行く”ってね。『Sliding Doors』(地下鉄のドアが閉まったときと閉まらなかったときで主人公の人生が変わる姿を描いた映画)の瞬間だったわけだ。いい決断っていうのがあるよ」

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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