“ラップのゴッドファーザー”ギル・スコット・ヘロン、死去

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“ラップのゴッドファーザー”“ヒップホップのパイオニア”と呼ばれたアメリカの黒人シンガー/詩人/活動家のギル・スコット・ヘロンが、5月27日、NYの病院で亡くなった。62歳だった。

◆「Me & the Devil」ミュージック・ビデオ

ソウル、ジャズ、ブルースほか“スポークン・ワード”、政治的な歌詞を駆使した1970年代の彼の作品は、アメリカのヒップホップ、ラップ・シーンに大きな影響を与え、パブリック・エナミー、ウータン・クラン、モス・デフ、タリブ・クウェリ、エミネム、スヌープ・ドッグ、カニエ・ウェストなど数多くのアーティストから崇拝されていた。

パブリック・エナミーのチャックDは「俺らは俺らがやるべきことを、俺らのやり方でやっている。それは、あなたのおかげだ」とツィート。エミネムは「RIP、ギル・スコット・ヘロン。彼は全てのヒップホップに影響を与えた」と追悼している。

ヘロンは1970年からこれまでに15枚のスタジオ・アルバムをリリース。2010年に16年ぶりの新作『I'm New Here』を発表したばかりだった。

ヘロンは、ヨーロッパ旅行から戻ってすぐに具合が悪くなったといわれている。現在のところ、死因は明らかにされていない。

本人は“ヒップホップの先駆者”とみられることに否定的だったが、その影響力は多大だった。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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