オジー・オズボーンの息子、父のドキュメンタリーを作った理由

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オジー・オズボーンの息子ジャックは、メディアがいつまでも父を“ハチャメチャな人”と描くことにウンザリし、父の本当の姿を知ってもらいたいとドキュメンタリー映画『God Bless Ozzy Osbourne』を作ることにしたそうだ。

オジーは、この5年でものすごく変わったという。ジャックはBBCラジオ1でこう話している。「メディアがいまだ父のことを“間抜けなメチャクチャな人物”と描くことにウンザリして(映画を)作ったんだ。彼は本当に変わった。僕が尊敬できる新しい人になったよ」

ほとんど家にいなかったのに“素晴らしい父親”だと自称していたというオジー。そんな彼と5年前、大喧嘩したジャックはこう言い放ったという。「自分のこと素晴らしい人間だって言うけど、違うじゃないか。子供として、僕らはなにも欲しがることができなかった。僕には父親が必要なんだ」

オジーはこの言葉に相当こたえたそうだ。映画の中で「傷ついた」「いつも酔っ払っていて悪い父親だった」と認めたという。

この親子喧嘩がきかっけで、オジーはお酒を断つことに決め、それは現在でも続いているそうだ。ジャックは、この点を「ハイライトにしたかった」「映画のインスピレーションになった」と話している。

『オズボーンズ』とは違うオジーの姿が見られそうな『God Bless Ozzy Osbourne』。『オズボーンズ』を含め、オジー家としては滅多にメディアに登場しない長女エイミーも出演。父について語っているという。

4月に<Tribeca Film Festival>で上映された『God Bless Ozzy Osbourne』は間もなく、劇場でも一般公開されるようだ。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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