わもとまりも、引きこもりながら配信デビュー

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ピアノとギターに興味を持ちDTMの魅力へ引き込まれ、1曲また1曲と楽曲制作に没頭し、気づけば手元には200を超える楽曲群。自分の力を試してみようとソニーミュージックアーティスツ(SMA)のwebオーディションに応募すると、その歌声と楽曲のクオリティーで見事契約。やがて、西野カナの「glowly days」「Stamp」の作家として活躍。それがわもとまりもだ。

◆「きょうの透りみち」PV映像

その後も楽曲提供のオファーを受けるものの、自身の声で歌を届けたいという秘かな想いを胸に楽曲を書き溜め続け、ついに配信デビューシングル「きょうの透りみち」で2011年7月6日でビューを果たした。

ただ、このわもとまりもというシンガーソングライター、いい曲を書くかわいらしい声の持ち主の女性ということしか知らされていない。写真もなく、あるのは一枚のイメージ・イラストのみ。資料には“インナーハウス・アーティストわもとまりも”とある。インナーハウス・アーティスト?要は引きこもり…ということなのか。確かに、音源のやりとりもメールで行ない、曲作り以外は寝ているという噂。

近しいスタッフのみしか素性を知らないというわもとまりもは、「愛」「孤独」「遊び心」をテーマに楽曲を制作し歌い、聞く者の心をがしっとつかむその声で魅了する。配信デビュー曲「きょうの透りみち」も、独特の歌詞世界と切ないメロディに彼女の声が絡みつく、中毒性の高い作品だ。

現在オフィシャルサイトでは、AMEMIYAが「わもとまりもを夢見ました」というオリジナル楽曲を制作、暑苦しく公開している。わもとまりもに関する公開情報は全てそこで語られているだけのようだ。なお、CD発売未定の配信のみのリリースだが、既に関西地区YTVの「音楽ノチカラ」7月度エンディングテーマに抜擢されている。これから多くの人の耳に届くことだろう。

謎も多いけれど、才能もたっぷり。わもとまりも、要チェックで。


◆わもとまりもオフィシャルサイト
◆Delicious Deli Recordsサイト
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