ジェーンズ・アディクション、すでにニュー・アルバムを論議中とドラマーが語る

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2011年の『ザ・グレート・エスケイプ・アーティスト』が出るまでに8年待たされたが、ドラマーのスティーヴン・パーキンスによるとジェーンズ・アディクションはこのアルバムに続く作品をもっと早く出すことを話し合っているという。

「スーパー・ボウルからの帰りの飛行機で話し合ったんだ。『よし、新しい音楽だ。ツアー中にやってみるか?ツアーバスやサウンドチェックなどスケジュールの合間に?それともツアーが終わるまで待って、休みを取って、そのあとすぐさま始めるか?』って」とパーキンスは言う。「だけど音楽の話はしてるんだ。そこが重要なんだよ。レコードにいったんかかったら、ちゃんとしたものにするには長い時間がかかる。だから、やるんだったら全員がちゃんと時間を作って打ち込めるようにしないといけない。そこに至るまでが大変なんだ」

『ザ・グレイト・エスケープ・アーティスト』は2003年の『ストレイ』以来の作品で、最終的なプロデューサーのリッチ・コステイとデイヴ・シーテック(ティーヴィー・オン・ザ・レディオ)とのセッションのみならず、トレント・レズナーとの失敗に終わったセッション、ダフ・マッケイガンとの作曲作品などが収録されていた。これは4年越しのアイデアだったが、次のアルバムは違うものになりそうだ。

「ミュージシャンとして変化するし、世界だって変わるんだ。つねに新しいことをやって、この一年で自分がどういう体験をしてきたかを反映させるのがいいんだよ。だけど、素晴らしいメロディと素晴らしいギター・リフは永遠だ。時間を超越している。ヴァン・ヘイレンみたいに、何も見つからなかったら過去に戻れっていうことさ」

ジェーンズ・アディクションは現在ツアーに取り組んでいる。グループは2/22にセントルイスで北米ツアーをスタートさせる。夏の間ヨーロッパのフェスティバルに出演し、2013年初頭はオーストラリアをツアーするという。また、4月にはロラパルーザ・ブラジルに出演するというが、この夏のシカゴでのロラパルーザに出るかどうかは定かでない。

「どうだろうね。現在検討中なんじゃないかな。シカゴはすごいよ。もし参加するとなったら光栄だけど、出なくてもそこに行って楽しくやるよ」

パーキンスとフロントマンのペリー・ファレル、ギタリストのデイヴ・ナヴァロ、ベーシストのクリス・チャネイは『ザ・グレイト・エスケープ・アーティスト』のマテリアルをライブ用に編曲するのを楽しんでいる。「その場に応じて、その夜の雰囲気に合わせてプレイするんだ。ニュー・アルバムから7~8曲はプレイするよ。オレにとってはすごくエキサイティングだ。なにしろ過去10年間同じ曲をプレイしてきたからね。今は新しい音楽がたくさんある。1年間お互い一緒にツアーしながらこうした歌を新たなレベルまで持って行くように頑張る――それこそオレたちがバンドとして存在している意義なんだよ」

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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