カニエ・ウェスト、SXSWでサプライズ・パフォーマンス

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テキサス州オースティンで開催されているサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)で、3/12(月)の晩にジェイ・Zがアメリカン・エキスプレスがスポンサーを務めるステージで圧巻のパフォーマンスを見せてから2日後の3/14(水)の晩、アルバム『ウォッチ・ザ・スローン』でジェイ・Zとパートナーを組んだカニエ・ウエストが何の予告もなくステージに登場するというサプライズ・パフォーマンスを披露した。

ウエストが登場したのは、オースティンの“ザ・ベルモント”で開催されていたニューヨークのクラブ“S.O.B.”の30周年記念ショウケースで、午前1時半頃にデフ・ジャムと契約したばかりの2チェインズのステージにラッパーのビッグ・ショーンと共に突然登場。集まっていたオーディエンスたちは驚きに包まれた。

ウエストとビッグ・ショーンは、2012年1月にニューヨークでレイクウォンがジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・ティティ・ボイのステージ登場した時と同様、2チェインズに対して言葉を投げかけたあと、ショーンは「ダンス(A$$)」を披露し、その後ウエストと共に「マーヴィン・ゲイ&シャルドネイ」をパフォーマンスした。そして黒のタキシードに身を包んだウエストはセンター・ステージに移動すると、アルバム『グラジュエーション』からのシングル「キャント・テル・ミー・ナッシング」を披露した。

このS.O.B.のショウケースには、他にもマシーン・ガン・ケリー、ミゲル、エル・ヴァーナーといったヒップ・ホップ/R&Bアーティストが出演した。またヘッドライナーを務めたラップ界のスーパーグループ、スローターハウスのメンバーであるジョー・バデンは、ウエストのサプライズ・パフォーマンスのことをツイッターでファンに報告。“カニエと話せたなんて、最高だぜ。ほんと、スゲエ”と投稿している。

ウエストは2011年度のSXSWでもジェイ・Zと共にパフォーマンスを行っており、このあと5月からは“ウォッチ・ザ・スローン”ツアーのヨーロッパ公演がスタートする。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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