マドンナ、フェイスブックのチャットで“MDNA”ツアーの詳細を明かす

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3/24(土)の夕刻、53歳のポップ・アイコン、マドンナがジミー・ファロンと“おしゃべり”を楽しんだ。

しかしこれはファロンがホストを務めるNBCテレビの人気トークショー『レイト・ナイト』の中の会話ではなく、マドンナのフェイスブック・ページからライヴ・ストリーミングされたインタビューでのチャットで、マドンナはファンからの質問に答えたり、3/26(月)の発売に先立ち12作目のスタジオ・アルバム『MDNA』のプロモーションなど行った。

過度の露出を避けるという戦略のもと、マドンナはトークショーへの出演や雑誌への登場を控え、代わりにネットを通じて新曲のプロモーションを行ったりビハインド・ザ・シーンを公開したりして話題作りを続けてきた。ファロンによると、今回のフェイスブックでのストリーミングは、アルバム発売以前としては初めてのインタビューだったという。

「もし、この企画がコケたらどうするつもり?君はマドンナだからいいけど、僕のキャリアのことも考えてくれた?」と、マドンナに対してジョークを飛ばしていたファロン。そしてマドンナからダンスの指導を受けたのち、ファロンは話題を来たる“MDNAツアー”について転換し、スーパーボウルのハーフタイム・ショーで見せた内容が今回のツアーに通じるものなのかどうか問いかけた。するとマドンナは「あれはもう終わったパフォーマンス。私は同じことを繰り返すつもりはないわ」と答えていた。

ツアーの中でどの曲をパフォーマンスするかについては明らかにしなかったが、全体を複数に分けた構成にすることを明言し、第1幕は『TRANSGRESSION(罪)』というタイトルになると明らかにした。

「私はショーにテーマ性を持たせるのが好きだし、ドラマティックな要素を作り出したいと思っているの。だから曲を作る際にも、そういうショーにフィットするものを作るように心掛けているわ」とマドンナ。

そしてアルバムのコラボレーターにM.I.A.とニッキー・ミナージュを選んだ理由として、「だって彼女たちは、最高にイカしたビッチたちだもの。どちらもスマートで賢く、それに力強さがある。単にセクシーさを武器にパフォーマンスをしているのとは違うわ」とコメントしている。

またツアーにリハーサルについて、マドンナはファロンに“violent”という単語で表現し、「今じゃ、あちこち打撲だらけよ」と語っていた。“MDNAツアー”は5/29にイスラエルで幕を開けたのち、8月から全米公演がスタートする。


◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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