おんがく遊園地、女の子の「ネイル」にまつわる苦労や現実を募集しテーマソングを制作

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一般参加型音楽サイト「おんがく遊園地」にて今月より始まった「○○のテーマソングを作ろう!」という企画が盛り上がりを見せている。「毎週1つのテーマが発表され、それに相応しいワンフレーズをユーザーが投稿し、それを合体させて一つの曲に投稿するという企画で、すでに「カレー」「ダイエット」といったお題が出され、多くの投稿を集めている。

そんななか、注目の第三弾お題は「ネイル」だ。春の新たな出会いの季節に合わせて、恋する女の子を音楽で応援しようというテーマのもと、今話題の「なでしこジャパン」メンバーの手元でも話題になった「ネイル」にまつわるスタイリッシュなフレーズを募集。最終的には、それを紡ぎ合わせてオシャレがはかどる軽快なポップスを目指すという。

ちなみに、女性はもちろん、最近ではヴィジュアル系のバンドや渋谷系のポップスを中心に、男性ミュージシャンでもネイルをする姿も多く見かけるようになった。ギタリストの手元や、ボーカルのマイクを握る手に、さりげなく見えるそのオシャレに胸キュンする女性ファンもいるのではないだろうか。

すでに投稿も始まっており、具体的には「素敵な彼に、ピンクの花びらみたいって言われたいな」「さらっと伸びた指先、愛の魔法に掛けられた」などキレイなフレーズが集まっている。そんななか、意外に投稿を集めているのが、失敗系エピソードからなるフレーズだ。

「つけ爪つけてバレーをしたらつけ爪もろとも爪が剥がれた」「ネイルが剥がれて爪がボロボロ、彼にもフラれてボロボロ」などのリアルな投稿も目立ち、オシャレに多くの女性が苦労していることも伺える。10年来のヴィジュアル系ファンの子が脱色を繰り返している内に髪を痛めてしまった例が多くあるように、オシャレには罠も潜んでいるの事実だ。

今回のテーマソングを作るアドバイザーで、自由が丘でナチュラルにこだわったライフスタイル雑貨を扱うWEBショップ「グリーンレター」を運営、ネイルケア商品「フラワーパワー」がヒット中の(株)エム・エヌ・ジャパンの五十嵐氏はこう警笛をならす。「爪の根元には、爪母(そうぼ)細胞という細胞があります。爪母細胞とは読んで字のごとく爪のお母さんの役割をする細胞で、爪はこの爪母細胞が分裂してつくられています。爪母細胞が衰えてしまうと、健康な爪をつくることができなくなり、爪の表面が変色したりデコボコの爪になってしまう原因となります。爪をいつまでも美しく維持するためには、毎日スキンケアをするようにネイルケアが必要だということです」

とのことで、今回の楽曲に関しても、女の子の苦労や現実も踏まえたうえで、楽しくオシャレができるような歌詞になればとのことだ。

以前、ポッキーのテーマソングを作る企画では、ユニバーサルミュージックから昨年末にデビューした天才少女「水谷ゆう」がシークレットゲストで楽曲を唄ったが、今回の企画でもサプライズがあるとのことで、そこも要注目だ。

◆おんがく遊園地
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