オジー・オズボーンの息子ジャック、多発性硬化症と診断されたことを明かす

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オジー・オズボーンの長男で、MTVのリアリティ番組『オズボーンズ』で有名になったジャックが、多発性硬化症と診断されたことを明らかにした。多発性硬化症は中枢性脱髄疾患の一つで、脳、脊髄、視神経などに病変が起こり、視力障害、運動麻痺、感覚障害、言語障害などを引き起こす。

ジャックは2012年に入り、右目の視力60%を失ったことで検査を受け、病気が明らかになったという。この疾患への関心を高めたいと公表することにしたそうだ。彼は英国のマガジン『Hello!』のインタビューで「最初は怒りを感じたが、いまは受け入れ、克服しようとしている」と話した。婚約者のおかげでポジティヴでいることができるという。

ジャックは2012年4月、この婚約者との間に娘が誕生したばかり。その3週間後に病気が発覚したそうだ。彼は「嫌なタイミングだった。何でいまなんだって考え続けた」という。また、母シャロンは自分のせいではないかと悩んだそうだ。彼女は「“わたし、何か間違ったことしたんじゃないかしら、妊娠中、なにか食べたり飲んだりしたのかしら?”と考え続けた。わたしのせいのような気がしてしまう」、父オジーは「これが俺だったら、みんな“オジーじゃな。そうなっても仕方ない”って思うだろう。でも、ジャックは本当にいい奴なんだ」と話している。

『オズボーンズ』収録時はやんちゃだったジャックだが、その後、薬物依存症を克服し、最近はオジーの映画を制作するなど監督やプロデューサーとしての活動をスタートしていた。

Ako Suzuki, London
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