【インタビュー】Alice Nine、「キャリアを重ねた今だからこそ、こういう作品を作ることができた。これはひとつの俺らの答え」

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◆“Alice Nine、もっといけるんじゃない?”っていうみんなの思惑を
聞いたりする機会があったからこそ、それに引っぱられてこういう曲ができた。


――それで大いに納得できました! では、再び楽曲に関して聞かせてください。3曲目の「SEVEN」と4曲目の「メビウス」ですが、ここは、まさかウルトラマンシリーズ?(笑)

全員:(笑)。

将:たまたまです。俺はウルトラマンタロウまでしか知らないですよ。

ヒロト:タロウはもっと古いんじゃない?

虎:(すぐにググりだし)タロウは1973年だぞ?

将:じゃあ再放送で見たやつだ(笑)。

――「SEVEN」のタイトルにはどんな意味が?

将:曲を聴いて浮かんできたビジョンが、周りは真っ暗なんだけど物のディテールだけが7色のホログラムで構成されてるという世界だったんで、その7色からつけました。

――あー聞いてよかった。これ、ご本人から聞かないと絶対分からないですよ。

虎:俺も知らなかった。

将:分かりやすさを求めないと、俺はこうなっちゃうんです。シングルって言われたら、割り切って分かりやすく書くんですけど、そうじゃなくなった瞬間に自分が見てる世界を自分が楽しむためだけに書いてしまうんです。

――じゃあ、「メビウス」はどんなイメージで?

将:この曲はポップすぎてマニアックという感じに振りきったんで、歌詞も甘々の恋愛を描きながら途中でいきなり全否定してみたりという言葉遊びを入れて書きました。

――1枚を通して聴くと、「Daybreak」はアルバムの中でも別格のパワーを放ってますよね。

ヒロト:それはマスタリングのときに思いました。この曲は移籍第1弾シングルということで、新しいディレクターさんを始め、いろんな人の“新しいAlice Nineを”という思いや気が詰まっているんだと思うんです。

将:“Alice Nine、もっといけるんじゃない?”っていうみんなの思惑を聞いたり感じたりする機会があったからこそ、それに引っぱられてこういう曲ができたんじゃないかと。

虎:作ってるときはわかんなかったですけどね。だけど、ライブでやってみてすごいパワーだなと思いました。

――そして「Exist」からは後半がスタート。サビの開け具合と歌詞がガツンときますね。

将:歌詞は、まんま自分過ぎて恥ずかしい。「メビウス」や「SEVEN」は自分はまったくない物語で、お話を書いてる感じ。でも、これは自分を書いています。「+-」もそうなんですが、この曲は沙我君の音楽に向かう誠実な気持ちが、僕を自分以上に実直な人にしてくれているんです。俺はあそこまで実直ではない。本来の自分は「Exist」のように、ちょっと葛藤してて、でも頑張る、というところ。そこは、ファンの人なら知ってると思います。

◆沙我君に「KID」をライブでやるときはクラブDJが
曲をつなぐときにやるような部分が欲しいねと言われて。


――では本作で異色といえば異色の「1 Minite Kidding」~「KID」。虎さんが作るにしては以外な曲だったりもしました。

虎:自分の中でイメージはあったんで、紹介してもらったジャジンパークさんと一緒に作っていったんですが。まずジャジンパークさんから最初に上がってきたのは、もろEDMだったんです。

ヒロト:ドラムもベースも生はなくてね。

虎:ギターもちょろっと入ってるぐらいで。それだとライブも見えないから、そこから俺がドラム、ベース、ギターを新たに考えて。それに合うようにメロディも全部変えてみたら、これが意外とはまって。こういう感じの作りたかったところにいけましたね。

――カッコいい仕上がりだと思います。「1Minute Kidding」は、この曲に対してのイントロ的な考えですか?

虎:沙我君に「KID」をライブでやるときはクラブDJが曲をつなぐときにやるような部分が欲しいねと言われて。それをライブ用に作ってたんですけど。アルバムのTDの日に“これ入れたほうがよくねぇ?“って。沙我君がもうガマンできないって感じで(笑)。

沙我:俺がモジモジしてたらヒロト鬼軍曹が“入れちまえよ!”って(一同笑)。それでスッキリ!

虎:つながりはよくなったんだけど、さすがに「KID」とつなげると前奏があまりにも長くなるんでトラックを別けたんです。

ヒロト:別けたことで、アルバムのなかですごくいい効果を発揮してくれましたね。

――ちなみに、みなさんはクラブに行ったりとかされるんですか?

沙我:ジャカルタで行ったね(一同笑)

将:日本でも昔はたま~に。

沙我:そんな頻繁に行くような人たちではないですけどね。

――DJ用のターンテーブル持ってるような人はいないわけですね。

将:あー持ってる。軽くならできますよ。

◆Alice Nineマニアはシングル「SHINING」、「from KURAYAMI」からアルバムの
「Prelude-resolution—」にいって『Supernova』。これでプレイリスト並べて作れと。


――えぇーっ!! じゃあ、ライブで見てみたいです! アルバムはこの「KID」後に「SHADOWPLAY(Supernova Edition)~「開戦前夜」とさらなる肉弾戦でエキサイトさせておきながら終わる。

将:俺はそこがライブハウスでやるライブの終わりっぽく感じるから、健全な流れだなと思います。

ヒロト:「開戦前夜」で終わるのがめちゃくちゃドラマチックだと思う。

――むしろここからさらに熱い戦いを繰り広げたいぐらいのテンションなんですけど。

沙我:そこはね、お前らはこのライブハウスを出たあと、日々の生活が戦いなんだから。これを聴いて、ここから一歩外に出たらまさにお前らの戦いが始まる。そのための「開戦前夜」なんだぞと。

将、虎、ヒロト:おぉーー! それだ。

――最高です!!

沙我:今、思いついただけですけど(笑)。

将:今日の俺ら、完全にBARKSに乗せられてぺらぺらしゃべっちゃってる(微笑)。

沙我:ホントはここしか(この曲は)置き場がなかったんです。僕的にはこのアルバム、ここまでは小綺麗なレストラン街が続いてたとしたら、「SHADOWPLAY」で唐突にラーメン屋が出てくる感じなんです。この店をうかないようにするためにも「開戦前夜」はここに並べる必要があった。

――なるほどっ! 汗ギトギトのこってり君はいないですからね。このアルバムは。

将:シティボーイだらけだから(微笑)。

――そしてラストのSE「Prelude-resolution—」で、また再び戻る感じが。

ヒロト:このアルバムのツアーへの招待状的なSEです。ここからアルバムの1曲目に戻ってもいいし、そのままツアーに来てもらってもつながるようになってます。

――「from KURAYAMI」のラストの時計の音からもつながると美しい世界が……。

ヒロト:まさにそうなんです! 僕的にはシングルの「SHINING」があります。その裏側に「from KURAYAMI」があります。そこからこの「Prelude-resolution—」にきます。その後に、アルバムの1曲目、あるいはこの先のツアーにつながるというイメージです。

――それです、まさにそれ! このアルバム、本当はシングルの「SHINING」が1曲目で。

ヒロト:いや、アルバムはアルバム1曲目の「SHINING」からスタートですから。

――でっ……ですよね。

将:じゃあ分かった! このBARKSを読んでるAlice Nineマニアはシングル「SHINING」、「from KURAYAMI」からアルバムの「Prelude-resolution—」にいって『Supernova』。これでプレイリスト並べて作れと。

◆こんな人いるんだっていうぐらいギターのことしか
考えてない人。ことギターに関して凄まじい輝きを放ってる。


――了解です(笑顔)。では、ここからはBARKSのAlice Nine10周年企画、シングル「SHINING」に続く第2弾。アルバムタイトルにひっかけて、今回は「あなたのスターを教えて!」という質問なんですが。

将:僕はHYDEさん。初めてライブに行ったバンドのボーカリストがHYDEさんだったんで。HYDEさんからのデヴィッド・シルヴィアンとか、線が細くて素敵なボーカリストっていいなっていう価値観が生まれました。あと、歌詞もHYDEさんの影響を受けています。

沙我:……この人には逆らえないというのは中西圭三さんかな。あとの人は尊敬していてもツッコミどころがあったりするんですけど、中西さんはいま聴いてもスゴい。曲に対しての考え方とかメロディの根本にあるものはこの人の影響を絶対受けてますね。

ヒロト:誰でしょうね……スター……あっ! 身近なスターなんですけど、about tessのギタリストのTakutoさん。去年から急速に仲良くなった大先輩なんですけど。こんな人いるんだっていうぐらいギターのことしか考えてない人。ことギターに関して凄まじい輝きを放ってる。そこはマインド的なところで見習わないとなと.

――ではラストは虎さん。

虎:みんなスターです! それぞれがそれぞれに輝いてますから。

全員:おぉ~(笑)

インタビュー&文◎東條祥恵


<10TH ANNIVERSARY LIVE>
8月23日(土) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト

New Album
『Supernova』
2014年3月19日発売
[初回限定盤][通常盤]共通
収録楽曲(全12曲)
1.SHINING
2.+-
3.SEVEN
4.メビウス
5.Daybreak
6.shooting star
7.Exist
8.1 Minute Kidding
9.KID
10.SHADOWPLAY(Supernova Edition)
11.開戦前夜
12.Prelude -resolution-
[初回限定盤]CD+DVD
UPCH-29162 ¥3,990(税込)(税抜価格¥3,800)
DVD収録内容
SEVEN MUSIC VIDEO (7 versions)
Main ver.
Multi Angle ver.
SHOU ver.
HIROTO ver.
TORA ver.
SAGA ver.
NAO ver

■iTunes 世界配信35ヵ国
Australia / Austria / Belgium / Brazil / Brunei / Cambodia / Denmark / Finland / France / Germany / Greece / Hong Kong / Hungary / India / Indonesia / Ireland / Italy / Laos / Macau / Malaysia / Netherlands / New Zealand / Norway / Poland / Portugal / Singapore /Spain / Sri Lanka / Sweden / Switzerland / Taiwan / Thailand / United Kingdom / Philippines / Vietnam

<Alice Nine TOUR 2014「Supernova Symphonia」>
2014年4月16日(水) LIQUIDROOM  ※club ALICE ONLY
2014年4月19日(土) 下北沢GARDEN(GIRLS ONLY LIVE)
2014年4月20日(日) 下北沢GARDEN(BOYS ONLY LIVE)
2014年4月23日(水) 仙台darwin
2014年4月25日(金) 札幌ペニーレーン24
2014年4月27日(日) 青森QUARTER
2014年4月28日(月) 盛岡CLUB CHANGE WAVE
2014年4月30日(水) 郡山Hip Shot Japan
2014年5月5日(月・祝) 日比谷野外大音楽堂
2014年5月8日(木) 新潟LOTS
2014年5月10日(土) 金沢AZ
2014年5月11日(日) 大阪BIG CAT
2014年5月13日(火) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
2014年5月14日(水) 広島CLUB QUATTRO
2014年5月16日(金) 福岡DRUM LOGOS
2014年5月17日(土) 熊本DRUM Be-9 V1
2014年5月19日(月) 神戸VARIT.
2014年5月21日(水) KYOTO FANJ
2014年5月23日(金) 名古屋ボトムライン
2014年5月24日(土) 静岡SOUND SHOWER ark

<Alice Nine初のASIA TOUR>
5月30日(金) Shenzhen(深圳)
5月31日(土) Guangzhou(広州)
6月2日(月) Wuhan(武漢)
6月5日(木) Beijing(北京)
6月7日(土) Shanghai(上海)
6月8日(日) Shanghai(上海)
6月10日(火) Chongqing(重慶)
6月12日(木) Xiamen(厦門)
6月14日(土) Taichung(台中)
6月15日(日) Taipei(台北)
6月28日(土) Singapore
6月29日(日) Kuala Lumpur Malaysia
7月1日(火) Hong Kong(香港)
7月5日(土) Seoul Korea(ソウル)


◆Alice Nineオフィシャルサイト
◆BARKS Alice Nineシングル「SHINING」インタビュー
◆BARKS ヴィジュアル系・V-ROCKチャンネル「VARKS」
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