インターネットから、プロフェッショナルクオリティのプラグインエフェクトを多数収録のサウンド編集ソフト「Sound it! 8 Premium for Windows」

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インターネットは、サウンド編集ソフト「Sound it! 8 Premium for Windows」を3月19日から発売する。

「Sound it! 8 Premium for Windows」は、プロフェッショナルやハイエンドなオーディオファンが求めるサウンドクオリティとサウンドデザイン能力で応える高品位なWindows用サウンド編集ソフト。「Sound it! 7 Premium for Windows」の後継となる。なお、「Sound it! 7 Basic for Windows」の販売は継続される。

「Sound it! 8 Premium for Windows」は、クリアなサウンドを提供する高品位なオーディオエンジンを搭載。新たに特定の定位と周波数のカット、定位の変更、エフェクトなどが行えるユニークなVST プラグインエフェクト「F-REX」を搭載するほか、アナログサウンドのデジタル化に欠かせないレストレーションエフェクトやレコーディングの制作現場でも定評のある英国Sonnox社製エフェクト、放送業界のラウドネス環境にも応える「Loudness Meter」などプロフェッショナルクオリティのプラグインエフェクトを多数収録。DSDなどハイレゾリューションサウンドにも対応し、各種ファイルフォーマット変更やマスタリング、CD作成はもちろん、バッチ処理により複数ファイルへ複数操作・設定の一括処理やACIDファイル制作などをサポートする。

注目はやはり新プラグインの「F-REX」。定位と周波数で表示されるハーモニックウインドウ内の特定領域を選択。領域のインサイドとアウトサイド部分を独立して、定位や音量調整、コンプレッサーやリバーブのエフェクト処理が行える。特定の楽器やボーカルのキャンセル、定位の変更(音源により効果は異なる)、ノイズのキャンセルなどが可能だ。


▲新プラグインのF-REXは縦方向に周波数、横方向に定位をとり、指定範囲の内側と外側で個別に音量、定位、エフェクトを調整できる。

DSDファイルへの対応は、DSD64/DSD128(DSDIFF(*.dff)、DSF(*.dsf)、WSD(*.wsd))の読み込み・保存が可能。DSDファイルは読み込み時、24bit/192kHzのWAVデータへデコード。保存時は選択したファイルフォーマット(DSDIFF/DSF/WSD)とサンプリング周波数(2.8M/5.6M)でエンコードする。また、アルバムアートワークを含むタイトルなどのタグ情報のサポートも新機能として追加。DSF(*.dsf)では、アルバムアートワーク、タイトル、アーティスト、アルバム、コメント、西暦、トラック番号、ジャンル、作曲者名、著作権のタグ情報を設定可能(DSDIFF(*.dff)、WSD(*.wsd)では設定できない)。

複数ファイルに同一条件の処理を行うバッチ処理も機能アップ。新たにエフェクトが追加され、ミキサーで設定したエフェクトをバッチ処理に反映可能に。。ゲイン、ノーマライズ、オートレベル、フォーマット変更、フェードイン、フェードアウト、ファイル変換、ミキサーのエフェクトの設定が一括で処理できる。

編集では、選択範囲のカットやペーストにより接続箇所で発生するノイズを軽減するため、クロスフェード処理を行いデータをつなげることが可能に。また、CD作成ではプリギャップ(曲間)の設定をサポート。新搭載のSPTI(SCSI Pass-Through Interface)を使用したCD作成モードで、曲毎に異なるプリギャップ設定や曲間のクロスフェード設定が可能になった。オートレベル機能で曲ごとにバラつきのある音量や音圧の自動調整、グラフィックイコライザでサウンドの調整などを行い、音楽CDが作成できる。なお、ドライブによってはSPTIを使用したCD作成モードが使用できない場合があるので、試用版でのチェックをお忘れなく。

2015年2月1日以降の「Sound it! 7 Premium」の購入者には、「Sound it! 8 Premium」へ無償でアップグレードできる無償バージョンアップキャンペーンが行われる。

製品情報

◆Sound it! 8 Premium for Windows
価格:パッケージ版 16,800円、ダウンロード版 12,000円(いずれも税別)
発売日:2015年3月19日

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