【インタビュー】INORAN × 真矢、<LUNATIC FEST.>を語る_第三夜「1回目は伝説に」

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■LUNA SEAのデビュー前、ツアーも一緒に廻ってたんだよ
■あいつね、帆立がダメなんですよ──真矢

──さて、続いて取り上げるバンドはSIAM SHADEです。1991年に前身となるバンドを結成、1993年にSIAM SHADEに改名し、1995年にメジャーデビュー。1997年リリースの「1/3の純情な感情」は累計80万枚を超える大ヒットということで。

真矢:すごいね!

──ですが、2002年の武道館公演をもって解散。2007年、2011年の一時的再結成を経て、2013年から本格的に活動を再開したということで。「1/3の純情な感情」を知らないで1990年代の青春を過ごしたっていう人はいないと思いますけど。そのSIAM SHADEとLUNA SEAの関係性については誰か特別に仲がいいとか、バンドみんな仲がいいとかあるんですか?

真矢:まあ、みんなそれぞれ仲いいよね。

INORAN:仲いいよね。

──では、INORANさんから見てSIAM SHADEとLUNA SEAの関係性といいますか、ここは接点として近いところがったんだよとか、一緒に何をしたとか、そのへん教えていただければなと思うんですけど。

INORAN:やっぱり地元、ライヴを始めた場所が一緒だったっていうのがあって。

──町田のプレイハウス。

INORAN:うん。やっぱり特別な繋がりは感じますよね。メンバーそれぞれ、各パートの人もみんな仲いいし。ヴォーカルはヴォーカル、ギターはギターみたいな。

──そして、真矢さんなんですけども、SIAM SHADEのドラムの淳士さんが真矢さんの元ローディー?

真矢:そうなんですよ、LUNA SEAのデビュー前、インディーズの頃。ツアーも一緒に廻ってたんだよ。すごい根性あるヤツでしたよ。

INORAN:そう、めっちゃ気合い入ってましたよ。今思うと。

真矢:で、あいつね、帆立がダメなんですよ。

INORAN:帆立のくだりですか(笑)。

──食い物で攻めてきますね、真矢さん!

真矢:帆立の貝柱がダメで。それをある時俺が、「帆立の貝柱はダメなんです」って聞いて、速攻買いに行ってですね(一同笑)。でも食べてましたよ(笑)。

──根性ありますね(笑)。

真矢:ただ、さんざん飯とかおごってやったんですけど、「1/3の純情な感情」が80万枚も売れてお礼がないとはね。

INORAN:そうですよねえ。

──あ、そこ、リターンがないですか。

INORAN:そうですよ、帆立返ししないと(笑)。

真矢:帆立返しですよ。

──キャビア送れみたいな話ですよ(笑)。

真矢:そうそう(笑)。でも、ホントにドラムの後ろにいても、ずっとスティックでカタカタカタカタってやってた。

INORAN:あ、やってた!

真矢:やってたでしょ?

INORAN:やってたやってた。

真矢:それが曲のブレイクの時もカチャカチャカチャって音立てて、うるさいよ!って、何回も注意して(一同笑)。

INORAN:静かにしろ!って帆立投げちゃうみたいな(笑)。

真矢:でも、こいつはプロになるなと思ってました。

──どうなんですか? 実際自分のローディーをやってた人がプロになった瞬間って嬉しいもんなんですか?

真矢:嬉しいですよ。もう、スティックの握り方から教えてね。途中からぐんぐんぐんぐん上手くなって、僕なんかより全然難しいことができるようになってたんですよね。すごいですよ。

──やっぱりバンドが這い上がってくる時っていうのは、努力とか根性とか。あんまりLUNA SEAの皆さんってそういうことを言わないと思うんですけども、やっぱりそういうのって絶対あるんですか?

真矢:どうなんだろうね?

──それともある種の天才なんですか。この業界に残れるというか、これだけ栄枯盛衰の激しい音楽業界でバンドとして残ってるっていうのは。

真矢:バカさが必要だよね。やっぱり「自分はプロになるんだ」っていうね。一滴の疑いでもあったらもうできないよね、それに対して。

──改めてSIAM SHADEとはいったいどんなバンドなのか、あるいはサウンドとしての魅力みたいなところを語っていただければなと思うんですが。

INORAN:やっぱりメンバーひとりひとりが立ってて、それをプラスに、例えば5が10になったり20になったりするバンドなんで。ほんとにすごくいいバンドだと思います。

真矢:何回かライヴを観させてもらったんですけど、観てて痺れるね。もう本当にカッコいい。そんなバンドですよ。

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