【レポート】defspiral×摩天楼オペラ、「僕たちは同志です。最高のぶつかり合いができています」

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defspiralと摩天楼オペラとのカップリングツアー<Beauty Bliss Hysteria>のファイナルとなる東京公演が、8月25日(金)渋谷TSUTAYA O-WESTにて開催された。

◆ライブ画像

名古屋、大阪とすでに2箇所にて壮絶な対バンを行ってきた今ツアー。ファイナルのこの日のフロアは、開演前から両バンドのファンが混じり合いすでに臨戦態勢だった。なお、この日の先行は摩天楼オペラ。しかしながら、オープニングSEと共に飛び出してきたのはdefspiralのTAKA(Vo)と摩天楼オペラの苑(Vo)。1曲目の「INDEPENDENT」から圧倒的歌唱力を持つ二人の超豪華なツインヴォーカルコラボレーションが繰り広げられ、轟音の中美しいハモリが会場を突き刺す。

続いてdefspiralからMASATO(G)、RYO(B)が飛び出し、「Psychic Paradise」を摩天楼オペラのメンバーと共に披露。「ファイナルということで最初からクライマックスで行きたいと思います!勢いだけは有ります!」と苑が叫ぶように序盤からコラボ構成で混じり合う両者。途中、燿(B)の機材トラブルでライブが一時中断するアクシデントにも見舞われたが、「GLORIA」「PHOENIX」と力強いパフォーマンスを魅せ、前半ステージを締めくくった。


転じて後攻はdefspiral。既に一戦を交えたフロアに対して「VOYAGE」「STORM」とこちらも序盤から攻めのセットリストで応じる。「NIGHTMARE」では摩天楼オペラから燿が登場。この日限りの特別アレンジにてRYOとの激しいベースバトルを展開する。TAKAは「僕たちは同志です。最高のぶつかり合いができています。」とこのツアーで掴んだ確かな感触を振り返る。その後も「SALVAGE」、「SILVER ARROW」と激しく雄叫びをあげ興奮状態を加速させるdefspiral。本編ラストは、新曲「PHANTOM」、「GALAXY」にて壮大な世界を描き締めくくられる。

アンコールに応える形で飛び出してきたdefspiralから11月29日に4枚目のアルバムをリリースすること、ならびにdefspiral 史上最大規模のワンマンライブツアーの開催が告知されると会場からはこの日一番の歓声が上がった。このツアーの詳細は、追って発表される。アンコールラストには再び摩天楼オペラから苑と彩雨(Key)が登場。「Serenade」にて大団円を迎える、かと思いきや8月28日に誕生日を迎える彩雨のバースデーサプライズが行われ会場は暖かな雰囲気に包まれる。その様子を見たTAKAからも「皆様が求めてくださるなら、Beauty Bliss Hysteria2の開催も、ね?」と意味深な発言も飛び出す。摩天楼オペラのメンバー全員もステージに飛び出し、出演者総出での「Serenade」を披露。両者が激しくぶつかりあった今ツアーは多幸感に包まれながら大団円を迎えた。


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