オジー・オズボーン、回復期の転機は孫の学芸会

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Photo by Sam Taylor-Johnson

オジー・オズボーンの息子ジャックが、先週終わり、母シャロンのトーク番組『The Talk』にリモート・ゲスト出演し、近年、転倒による怪我やパーキンソン病の症状に苦しんでいる父の回復への道のりについて語った。

8年前、難病のひとつ、多発性硬化症と診断されたことを明かしていたジャックは「パーキンソンとM.S.(多発性硬化症)は違うと思うけど、僕は最初から“逆境を逆手に取る”ことはできるって励ましてた」という。「正直になれば、支えのない人のインスピレーションになることができるかもしれない。“自分には悪いところがあり、苦しい。でも解決しようとしている”って告白するには勇気がいるだろう。でも、共感する人たちは現れる。ミュージシャン、世界有数のロック・スターとしての父に共感できない人たちはいる。でも、パーキンソン病を患っている人は、“待てよ、彼には共感できる。自分と同じことに直面している。希望をもらえる”って思うかもしれない」

ジャックいわく、父にとって、孫の学校行事が苦しい道のりにおけるターニング・ポイントになったという。ジャックの長女パールちゃん(現8歳)が、そこで「Crazy Train」を歌うことになっていたそうだ。

「あれは、父にとって目標みたいなものになった。“酷い転倒して手術して、パーキンソン病が突発したけど、観に行けるくらい回復しないと。それが目標だ”ってなったんだ。彼はそれを達成したよ。父と僕の子供の学校に行くなんて、思ってもみなかったよ」

オジーは4月にスイスへ向かい、パーキンソン病の専門家に診てもらう予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け叶わなかった。しかしその頃、娘のケリーは「幹細胞治療を1回受けた後の経過や進展を見て、ビックリしてる。父は起き上がり、何かしたがるようになった。再び、社会の一員になりたがってる。歩行も向上したわ。話すのも良くなってる。症状が緩和してるの。脊椎手術の後必要としている筋力を取り戻しつつある」と報告していた。

オジーはこの夏、新ドキュメンタリー『Biography: The Nine Lives Of Ozzy Osbourne』が公開される予定。

Ako Suzuki
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