【ライブレポート/インタビュー】Day2はシンガー勝負!勝敗を制したのは?<17 ARTIST LIVE>

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――イチナナを知ったきっかけは?

鈴木龍二:僕は事務所から紹介されてやり始めたんですよ。紹介した事務所も、まさかここまでなるとは思ってなかったと思いますよ。僕でさえ予想だにしない展開でしたから。初回の配信はただ話してただけで。ドラム叩くまで3カ月かかりましたからね。そこから1年でスタジオがどんどんいまのようになっていって。その1年後にOBSを投入しました。

――画面に向かってしゃべるだけのところから、スタジオも配信のスタイルもじょじょにビルドアップしていっていまの形に。

鈴木龍二:ええ。ほんっと徐々にですね。最初にやってた自分の配信は汗もぐちゃぐちゃ、音質もよくない。叩ける曲のデータもいまの1/100ぐらいだから、同じことを何回も“ドリャ〜“って大汗かきながらやってて。当時はファン層が男性だったので。でも、いまは9割が女性になるぐらいの変遷があるんですよ。

――女性ファンにシフトしていった理由は?

鈴木龍二:まず顔がね、昔はすげー浮腫んでたんですよ。だけど、10km走ったり、18時以降食べないという食事制限を取り入れだしたら、顔がまったく変わってきて。よく「いじった」っていわれるんですけど、僕はこれ“努力”で変えたんですよ!

――ぎゃはははっ(笑)。

鈴木龍二:そこは書いといて下さい。でね、いま二重に見えるでしょ? 本来はガンガンの一重なんですよ。これは、めっちゃ毎日まぶたの上をこすってたらこうなったんです。本当ですよ、これ。僕は努力でこの顔になったんですよ。そういうのプラス、もちろん機材がよくなって配信の内容も変わって、プレイスタイルに踊りが入ってきて。ただ単にドラムを叩くんじゃなくて、動きで見せていくというのを取り入れたというのもあってだと思いますけど。

――鈴木さんが始めた頃、ドラムを叩きながらパフォーマンスする方は他にもいらっしゃったんですか?

鈴木龍二:いなかったから1年目に特別賞をもらえたんだと思います。

――鈴木さんがパイオニアなんですね。

鈴木龍二:それこそドラムにDJスタイルをとりいれたり、OBSを導入したのも僕が最初だと思いますからね。

――機械好きの体育会系というアンバランスな特異性があってよかったですよね。

鈴木龍二:そこはですね、見た目って髪の色、服でもすぐ変えられるじゃないですか? だけど、腹筋を割る(鈴木さんは見事なシックスパックの持ち主!)とかこういう機材を使いこなすためには時間がかかるじゃないですか。時間がかかることも好きでやれて、かつ時間がかからないこともちゃんとやっとくと両方できるように見えるなと、生きていくなかで思ったんですよね。例えば、オタクでもリア充の格好をすればめちゃくちゃハイスペックな人間ができる訳だから。その理論で生きてるから、こういう特異性が出てきたのかもしれないですね。

――フィジカルとデジタル、両方できたらハイスペックですもんね。

鈴木龍二:だから、配信でも機材トラブルが起きないように常にメンテして完璧にして。完璧にしてるからこそ、あれだけ自分がめちゃくちゃに暴れられるんです。

――そのためには機材だけではなく走って腹筋して体も整えて。

鈴木龍二:顔も整えて、機材も曲も整理整頓して。そのベースがパーフェクトにできてればめちゃくちゃやっても面白いんですけど。ベースがなくてそれをやると「ただのめちゃくちゃじゃん」で終わるんです。僕の場合は、どんなに自分がめちゃくちゃやってたとしても、この構築しまくったベースは崩れないので。だからこそ、どんどんめちゃくちゃができる。そういう感じです。

――それでは鈴木さんがイチナナで配信をしだして、一番変わった部分というと?

鈴木龍二:生活習慣と顔ですかね(笑)。いまは早起きして4kmぐらい走ってアップして、8時から“朝活”配信を始めて。お昼ご飯自炊して、洗濯掃除して曲とかOBSの仕込みをして、夜の配信をして、トレーニングをして寝るという生活ですから。禁煙もしましたし。だから、前とは別人になりましたね。それまではタバコもガンガン吸うし、辛ラーメンばっか食べてたし、顔は浮腫んでるし。なんだったんだろうって思います(笑)。いまイチナナって、目の前でギフティングがあって。それで配信したパフォーマンスした僕の値段が決まる訳ですから。そこに、タバコ吸いすぎて声ガラガラで体調悪いまま出ていくのは失礼だし。全部を完璧に整えて出ていくのが当たり前だと思うんですよ。

――そういうプロ意識を持つようになったところが、一番変わった部分なのでは?

鈴木龍二:ですね。みんなに値段をめちゃくちゃつけてもらってるなかで、誰が見ても「あー、これは元気でるわ」って思う配信ができてないと僕がやる価値はないですから。僕は値段以上のものを配信で届けないとやる価値はない。それがマナーだし、当たり前だと思ってます。

――その値段以上のプラスα、みんなをドキドキさせるツールとしてOBSの導入もあった訳ですね。

鈴木龍二:そうです。イチナナでOBSが使えるようになると決まってから毎日パックしましたからね。

――顔のパック、ですか?

鈴木龍二:はい。前に地上波に出演したとき「肌汚ねぇ、やばっ」って思ったので、OBS導入しても肌が汚くみえないようにちゃんとケアしようと思って、スキンケアを本気でやりだしました。

――鈴木さんが考えるライブ配信の魅力とは。

鈴木龍二:本来ならもっとビッグなアーティストにならないと成立しないものが、自分の場所では100%自分のクリエイティブなことが実現できてしまうところが凄いとこで、僕が一番素敵だなと思うところです。

――昔だったらメジャーデビューして売れないと自分の好きなことはできなかった。でも、配信だとそれがすぐに。

鈴木龍二:できちゃうんですよ。このなかでは。だから、ものすごく充実してます。毎日が。

――では、そんな鈴木さんが描く今後の夢は。

鈴木龍二:武道館とか、デカイところでワンマンライブができて、あと海外は、まずアジアでは300キャパぐらいなら埋められる。それを直近の目標としてやりたいです。

――ライブ配信も続けながら。

鈴木龍二:はい。ライブ配信は楽しいっすからね。

――辛いときももちろんあるんですよね?

鈴木龍二:ありますよ。自分が表現したクリエイティブと応援が逆転したとき、応援のほうが勝っちゃうときが一番辛いです。焦りますね。だから終わったらすぐにオタ活、仕込みが始まるんですよ。絶対(応援を)追い抜いてやるって。応援に勝ち負けはないんですけど、自分がこれだけやったからこうなったというものじゃないとって思うんで。昔、コメントがすごい盛り上がってるなかに、1人だけ僕のところに初めて来たような人が「曲、おんなじじゃん」って書き残していったのが見えちゃって、それで深く傷ついたことがあったんですよ。それで僕、次の日から30曲ぐらいどんどん違う曲にしてって「ほら、曲まったく違うでしょ?」という完璧な状態に勝手に自分でしていったことがあるんですけど。自分でもうっすら曲を増やさなきゃいけないというのは思っていた部分だったので、余計にそのコメントが刺さっちゃったんですよね。

――配信って、そういうところはごまかせなくて。すぐリスナーが見抜くというか。

鈴木龍二:バレます。サボったら即バレだと僕は思ってます。サボってなくて、OBSのためのオタ活をしてたとしても曲が変わってなければ「同じじゃん」ってなりますから。全部をちゃんとバランスよく成長させていかないと、すぐにファンに追いつかれちゃうんで。沼ですよ。沼。とにかく新しく、新しく。そこが止まったときは引退するときだなと思ってます。

――今後の鈴木さんの予定は。

鈴木龍二:10月からライブ配信以外に、ライブハウスでの無観客ライブ配信をやったりなどもっと音楽活動のリーチをのばしてやっていく予定です。11月は無観客でハジ→さんとのライブも決まっているので、ここではかましたいと思います。

――では最後にみなさんにメッセージをお願いします。

鈴木龍二:未来を切り開くのは僕らだと信じてます。ついてきて下さい‼

取材・文◎東條祥恵

   ◆   ◆   ◆

■鈴木龍二さんからファン、読者の方へメッセージ
必ず僕が、まだ見ぬ未来を創り出すので、どうかその時まで、共に駆け抜けてください。

   ◆   ◆   ◆

◆<17ARTIST LIVE Supported by Zepp>Singer Dayライブレポート
◆<17ARTIST LIVE Supported by Zepp>Singer Day出演者画像

■<Artist Collaboration Live>

開催日時:2020年11月2日(月)20時〜
出演:MASUNARI、YUCHI、S.Dragon-Er、神成しのぶ
スペシャルゲスト:ハジ→

【視聴方法】
ご覧いただくには、以下より無料の「17LIVE」アプリをダウンロードのうえ、ご視聴ください。

アプリダウンロード:https://17apps.onelink.me/i7CY/17LivePR

■配信アカウント:17REALEVENT
https://17.live/profile/r/415264

【お問い合わせ】
イベント名「17Live × うたパス Artist Collaboration」を記載の上、17 Liveサポート窓口までメールにてお問い合わせください。
support.jp@17.media

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開催日時:2020年11月2日(月)20時〜
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■17LIVEについて

“Empower Artist, Entertain the World.〜才能を輝かせ、世界をワクワクさせる〜“をミッションに掲げる「17LIVE」は、ライブ配信を通じてあらゆる表現者の才能を輝かせ、これまでにない新しいエンターテインメントを生み出している日本No.1ライブ配信プラットフォームです。イチナナライバーには一般ユーザーはもちろん、世界で活躍する俳優、歌手、タレント、モデルなど著名人も積極的に参加しており、現在は世界4,500万人を超える登録者を達成しています。

■ダウンロード
アプリ名 :17LIVE(イチナナ) - ライブ配信 アプリ
アプリ本体:無料
※一部有料アイテムがあります。
対応端末 : iPhone/Android版
提供場所 :App Store https://itunes.apple.com/jp/app/id988259048?mt=8Google Play https://play.google.com/store/apps/details?id=com.machipopo.media17

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