ポール・マッカートニー、曲作りにいまもジョン・レノンの影響

ポール・マッカートニーは曲を作る際、いまでもジョン・レノンならどう思うか、意識しているという。
ジョン・レノンの80回目の誕生日(10月9日)に先駆け、英国の公共放送BBCのラジオ局Radio 2およびBBC Soundsから10月3、4日に放送される特別番組『John Lennon at 80』の中で、ポールは進行役のジョンの息子ショーン・オノ・レノンを前にこう話したという。
「ザ・ビートルズが解散してから、僕らは一緒に曲を作っていないし、レコーディングもしなかった。(でも)お互いを意識していたと思う。(*ジョンとではなく)僕らが曲を作っているとき、僕はよくそうなる」
「何かを作っていて、“ああ、これは酷い”って感じると、“ジョンだったらなんて言うだろう?”って思うんだ。“ああ、その通りだ。酷い。変えるべきだ”って(言うのではないか)。それで、僕は変えてみる。彼が同じようなことをしていたって聞いてた。もし僕がアルバムを出すと、彼は“クソ……、スタジオに入らないと。ポールよりいいものを作らないと”ってなってたって」
番組にはマッカートニーほか、ジョンの息子でショーンの異母兄であるジュリアン、エルトン・ジョンらが出演する。ジュリアンとショーンの兄弟が公の場で対談するのはこれが初めてだと言われている。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ポール・マッカートニーの娘メアリー、アビイ・ロード・スタジオのドキュメンタリーを監督
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトが2週連続1位
『2020年 第23回みうらじゅん賞』は“ジョン&ヨーコ”が受賞
全英アルバム・チャート、ポール・マッカートニーが新作で31年ぶりの1位
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』、8月に世界同時公開
ザ・ビートルズ、新映画『The Beatles: Get Back』の5分間のプレビュー公開
ポール・マッカートニー「新型コロナのワクチン、接種するつもり」
ポール・マッカートニー、これまで会った人たちの中で最もクールな2人は──
ポール・マッカートニー、リック・ルービンとのドキュメンタリー・イベントを予告
