メガデス「新作の納期が決まった」

メガデスのフロントマン、デイヴ・ムステインが、ニュー・アルバムの制作状況に関する最新情報を伝えた。
ムステインはこれから彼のパート(ヴォーカル、ギター)のレコーディングを始めるところで、レコード会社もしくはマネージメントから締切日を言い渡されたという。
ムステインは、米ラジオ番組『Full Metal Jackie』のインタビューで新作のアップデートを求められると、「ああ、たった今気づいたとこだ。まさかと思うだろうが、いつまでにアルバムを引き渡して欲しいっていう納期が決まった」と報告した。
「この2年はかなり忙しかった。レコーディング始めようとしたら、俺の喉の調子が悪くなり癌が見つかった。治療は6ヶ月で終わったが、他にもいろいろ問題が起きただろ。パンデミックだ」「でも、いまは毎日、作業している」
キコ・ルーレイロ(G)は彼のパートをレコーディングし終わり、フィンランドへ戻ったという。「俺ら、ギターのパートやティンパニーをどう仕上げようか、リモートでやり取りしているんだ」
バンド・メイトのデイヴィッド・エレフソン(B)は最近、別のインタビューで、レコーディングしたものをスタジオで聴き直していたとき、「火傷しそうだ」と感じたと話している。「炎がProToolsを包み込んでいるのが見えるようだった」という。
新作は、8月の時点で、2021年初めにリリース予定と言われていた。
Ako Suzuki
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