コリィ・テイラーの息子「ジョーイ・ジョーディソンのこと、よく知らなかったのに…」

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スリップノットのフロントマン、コリィ・テイラーの息子グリフィン(18歳)は、今年7月、父のバンド・メイトだったジョーイ・ジョーディソンが亡くなった直後、無関係なことをインスタグラムに投稿していて、ユーザーから「父とじっくり話した方がいい」などと諫められたという。

グリフィンは『Slasher Pepper』のインタビューで、こう話している。「僕は本当にジョーイのことはそれほどよく知らなかったんだ。若過ぎて、スリップノットがどういうものなのか、父がどんな仕事しているのかさえ、よく理解していなかった。(ジョーディソンの死後)インスタグラムにどうでもいいこと投稿してたら、くどくど言われた。彼ら、怒っていなかったけど、“お父さんとじっくり話すべきだ”とか言う人たちがいた。話したよ。でも、父とどんな話をしたか教えるつもりはない。それは失礼だと思うし、また、ごちゃごちゃ始まるだろ。そんなこと、僕は望んでいない。僕はブラック・スクリーンを投稿した。でも、僕は彼のこと知らなかったんだ。彼に対するリスペクトがないわけじゃない。彼は本当にいい人だったし、追悼している。でも、何年も会っていなかったんだ」

今の世の中には、何であれすぐに腹を立てる人たちがいると指摘されると、グリフィンは「自分の鬱を冗談にし、怒られた。“お前が鬱になるわけない。コリィ・テイラーの息子だろ。いい人生送ってるはずだ”とか言われるんだよ。よく言うな。僕は、3回の離婚を経験し、学校でいじめられていたこともある。いろいろ傷ついてんだよ。僕の人生、知らないじゃないか。フラストレーション溜まるよ。でも、ある時点で何も感じなくなった。どうでもいいって思うようになったんだ」と話した。


グリフィンは現在、ショーン・クラハンの息子サイモン(Dr)とVendedというバンドで活動中。この秋、スリップノット主催の<KNOTFEST Iowa><KNOTFEST Los Angeles>でプレイする。デビューEPのリリースも準備中だという。

Ako Suzuki
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