『音楽×仮想世界プロジェクト』十五少女、第一期全貌を発表

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エイベックス/講談社/大日本印刷(DNP)による『音楽×仮想世界プロジェクト』で15人のバーチャルアーティストからなる、十五少女。これまで音楽以外の全容が秘されてきたが、今回プロジェクトに大きな動きがあった。2022年をプロジェクトの第一期と設定し、本日4月1日を皮切りに続々と新コンテンツや情報が更新されていく見通しだ。

まず、これまで一切明かされてこなかった十五少女の生い立ちやキャタクターなどが、小説や漫画という形で暴かれていくという。第一弾として、前日譚小説という位置付けの『竹虎レオナの場合(前篇)』が、好きな物語と出会えるサイト『tree』にて無料公開された。執筆を手掛けたのは、『ルヴォワール』』キングレオ』シリーズなどで人気を博す小説家で、』Fate/Grand Order』のゲストシナリオライターもつとめる円居 挽。

小説リンク: https://tree-novel.com/works/episode/3fa7deba68542762276ce3ada57b0c6a.html

さらに上記の小説・漫画を原作とした音声ドラマの製作も決定しており、オフィシャルtwitterでは明日4月2日〜4月16日にかけて、15日間連続で毎晩20時に。各キャラクターボイスを担当する声優(歌唱担当とは別途)が発表されていく。

十五少女 twitter: https://twitter.com/15shoujo

そしてオフィシャルサイトでは運営から報告書なるものがリークされており、「十五少女が一台のバスに乗って子供都市を目指す」という本編のアニメ化こそが、プロジェクトの最終目標であることが明かされている。

第一期は、その実現に向けた新たなクラウドファンディングとして機能させるとのこと。各キャラクターの前日譚(小説・漫画・音声ドラマ)を全て無料コンテンツとして公開し、資金ではなく関心(閲覧数や再生回数、コメントやいいね!の数)、つまり好きや嫌いなどの意思表示を集める。“お金”を調達する従来のクラファンではなく、ます“関心”を集めることで、ファンとコミュニケーションをとりながら一緒に作品を紡ぐ『新たな共創のカタチ』を目指す。

エイベックスと大日本印刷(DNP)は引き続き、そのテクノロジーやナレッヂを活用しながら、十五少女が暮らす別世界を仮想空間として構築し、新たなエンタテインメント体験創出を目指す。既に3DCGクリエイター・藤田将によるメタバースの一部が公開されており、ミュージックビデオ制作や次世代XRライヴなどに活用される予定だ。

今後、エイベックス/講談社/DNPの三社に加え、『FZ from sfpr / Radical Hardocore Clique』をはじめとするインターショナルな音楽制作チーム、小説家・望月拓海、複数の漫画家、デジタルアーティスト・ケイゴイノウエ、タイポグラファー・ゆうたONE、ビジュアルアーティスト・Max Prentis、複数の3DCGクリエイターらも参加し、これまでにない立体的な共創を加速する次世代コレクティヴ『子供都市構想』が編成され、十五少女の仮想世界を構築していく。


十五少女 / CONCEPT

十五少女が生きる世界は、このセカイの形をしたまた別の世界。
大人たちは口を揃えて言う・・・
「大人になるには必ずあのバスに乗らなければならない」

あちらでは、然るべき時が来れば何処からともなく「子供都市行き」のバスがお迎えに来るのだ。17才で迎えの来る子もいれば、早い子は14才で来たり、19才になってもまだやって来ない場合もある。その旅から生まれ育った町に戻り大人として生きる人もいれば、永遠に子供都市から帰らない人もいる。

カグツチ市に暮らす少女たちの所にも、ついにお迎えがやって来た。走り出したバス内に「終わらない夏の終わりへようこそ」という覚めたアナウンスが鳴り響く。12号車とナンバリングされたバスの乗客には、この寂れた地方工業都市から15人の少女が選ばれたようだ。

このバスが最後に辿り着く子供都市、その時まで其々の少女が選択する“大人”とは?

十五少女 / INFORMATION

エイベックス/講談社/大日本印刷(DNP)による『音楽×仮想世界プロジェクト』。15人の仮想少女が紡ぐサイバーパンク・ジュブナイル。音楽アーティストとしては、嘘が許される2021年4月1日に、アーティスト白神真志朗作の「逃避行」でメジャーデビュー。瞬く間に耳の肥えたリスナーの傾聴を集め、LINE MUSICのリアルタイムランキング2位を獲得した。終わらない夏の終わり8月32日(9月1日)には、新進気鋭のボカロP『かいゑ』をプロデューサーに迎えた死がテーマのE.P.「HATED(DEATHのアナグラムになっている)」をリリース。半透明な存在である彼女たちは、存在しないはずの時間軸で、このセカイとよく似た世界に確かに存在する“誰か”の“場合”を代弁する。

◆十五少女 オフィシャルサイト
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