キング・ダイアモンド、メタリカがカヴァーした曲の印税でスポーツカーを購入

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マーシフル・フェイトのフロントマン、キング・ダイアモンドは、メタリカが彼らの楽曲をカヴァーしたことで手にした印税でスポーツカーを購入したそうだ。メタリカは1998年にリリースしたカヴァー・アルバム『Garage Inc.』にキング・ダイアモンドとハンク・シャーマン(G)が作った曲「Satan’s Fall」「Curse Of The Pharaohs」「A Corpse Without Soul」等を11分以上のメドレーにして収録していた。

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キング・ダイアモンドは『LET THERE BE TALK』のインタビューで次のように語っている。「あれがリリースされたとき、ああ、ナイスだったな。俺は当時、そこ(印税)から(シボレー・)コルベットを買った。黒いやつだ。(『Garage Inc.』が)なければ、買えなかったものだ。Trans Amを持ってたんだが、それを売ってコルベットを手に入れた。それが、あのカヴァーの最初のインパクトだった」

だからと言って、自分達はそれに頼っているわけではないと続けた。「彼らが特別なことをすれば、何らかの効力がある。でも、俺はそれに寄生しているわけじゃない。俺はヴォルビートと共作し、その曲(「Room 24」)はグラミーの候補になった」

最近、ダイアモンド・ヘッドのブライアン・タトラーも、メタリカが彼らの楽曲をカヴァーしたことで恩恵を受けたと、「もし、メタリカがダイアモンド・ヘッドの曲をカヴァーしていなかったら……彼らが最初にカヴァーしたのは“Am I Evil?”で1984年だった。“Creeping Death”のB面に収録されたんだ。もしそれがなければ、僕はどこか別の場所で職探ししていたかもしれない。彼らのファン・ベースへのあの紹介がなければ、ダイアモンド・ヘッドを続けるのはもっと大変だっただろう」と話していた。

『Garage Inc.』は世界中で大ヒットし、アメリカでは2000年に5xプラチナ・ディスク(500万枚セールス)に認定されている。




Ako Suzuki

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