Stephan JenkinsにとってLou Reedこそ全て。で、Anthony Kiedisのほうは?

ポスト
ロックの巨匠Lou Reedが4月4日『Ecstasy』をひっさげて帰ってきた。この最新のソロアルバムでキャリア50年目に突入する。彼のファンであるThird Eye BlindのStephan Jenkinsはすぐさまレコード屋に飛び込むことであろう。なにしろ最近のヒットシングル「Never Let You Go」のギターのリフはReedの名曲「Sweet Jane」からとってきたものなのだから。

LAUNCHとの談話で、Jenkinsは、'60年代後半のバンドVelvet Undergroundの活動を通してロック界の殿堂入りを果たしたリードの影響を大きく受けていると語った。実際、JenkinsはThird Eye BlindをReedの実子のように思っている。
「俺たちの音楽はルーリードのものなんだ。作詞やリフ作りの面でルーリードはバンドにとっても、俺自身にとってもすごく大切なんだ。たとえば、「Semi-Charmed Life」なんかは「Walk On The Wild Side」にあてたものなんだ。今では共通の友人もでき、どこかでリードに会いたいという思いもある。その時になったら、「おう、おまえか、よく来たな」とか言って迎えてほしいな。だって、リードに認められることが俺にとっては一番なんだから」

一方で、リードの復帰をそれほど喜ばないロックスターもいる。Red Hot Chili Peppersのボーカル、Anthony Kiedisだ。さまざまな情報筋によると、Kiedisは収録に遅れてきたという理由でReedのレコーディングからはずされたとのことだ。Kiedisはアルバム用に数曲録り終えていた。ReedはKiedsが怠慢なのでアルバムから彼の曲をはずすよう命じたといわれている。真相についてはリード側代表のコメントは出されておらず、Red Hot Chili Peppersのスポークスマンたちも報道時間に間に合わなかった。
この記事をポスト

この記事の関連情報