マドンナの新曲「Music」、インターネットに漏れる。法的処置も辞さない構え

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 Madonnaの新シングル「Music」(制作中の同名新アルバムより)が、正式発売の何ヶ月も前であるのに、インターネットで非公式に発表されており、5月31日(水)、Warner Bros. RecordsとMadonnaのマネージャーは、ダウンロードを許可している全てのサイトに対し、法的処置も辞さないと発表した。

 Madonnaのレーベル、Warner Bros. Recordsは次のような発表を行なった。
「Warner Bros.は、当社のアーティストの録音楽曲の著作権侵害に関し、これらの楽曲の未許可でのインターネットのウェブサイトでの使用も含め、非常に重要な問題と受けとめております。当社の著作物を、当社の許可無くして、使用又は利用可能にしているウェブサイトに対して、米国及び州の法律にのっとり、民事及び刑事事件としての起訴も辞さない構えであります。当該作品を使用しているサイトの運営者は、我々の公正な要求に従い、未許可の楽曲のダウンロードを容認することを直ちに止めていただきたい」

 Madonnaのマネージャー、Caresse Normanが発言を付け加えた。
「この楽曲は盗まれたものであり、また、発売予定は何ヶ月も先のものである。楽曲はまだ制作途中のものであり、Madonnaの曲のダウンロードを可能にしているサイトは、彼女のアーティストとしての権利を侵害していることになる」

 「Music」の曲のほとんどの部分が、インターネットで無料の楽曲をダウンロード可能にする、Napsterのファイル交換ソフトを使用して手に入れることが出来る。

 Madonnaの新アルバムでは、Mirwais、William Orbit、Sachaがプロデュースを務めている。Mirwaisは6曲をプロデュース。Madonnaの広報官によると、アルバム『Music』の公式発売予定は9月下旬から10月初旬ということである。

記:Jason Gelman、ニューヨーク
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