ブリトニー・スピアーズのそっくりさん、悲劇を招く

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 6月13日(火)、ニューヨーク州ビンガムトンにあるポップミュージックのラジオ局が行った、ティーンエイジスター、Britney Spearsの出演を銘打った宣伝は、37歳のSusan E. Santodonatoに悲劇をもたらす結果となった。
 Santodonatoと彼女の夫と3人の子供達は、ポップシンガー、Britney Spearsの姿を一目見ようとラジオ局WMRV-FM (Star 105.7)のスタジオの外で待っていた。しかし、実際は本物ではなく、ラジオ局の用意したそっくりさんだった。そっくりさんはリムジンの送迎とボディガードまでついていた。偽者がスタジオから出てきた時の騒ぎのなかでSantodonatoは心臓麻痺を起こし倒れた。彼女はすぐにWilson Memorial Regional Medical Centerの集中治療室へ入れられたが、翌日14日(水)の早朝に亡くなったという。

 ブルーム郡保安局がLAUNCHに話してくれた。
「本管轄地区のカントリー・クラブ・ロードに位置するStar 105.7で起こった事件に関し調査している。Star 105.7は歌手Britney Spearsの生インタヴューを演出した。Spearsのふりをした人が建物から出ようとしていた時に、見物客の人だかりの中にいた37歳の女性が倒れ、心臓麻痺を起こした。この事件においての状況については現在調査中である」

 ブルーム郡保安局の広報官によると、ラジオ局は事前に録音されたSpearsとのインタヴューを使い、実際に彼女がスタジオで生で話をしているように見せかけようとしたという。捜査官Jason Ellisは、Santodonatoは心臓疾患の病歴は一切無く、ドラッグやアルコールの関わりの可能性も少ないと、地方紙のBinghamton Press & Sun-Bulletinに語っている。

記:Jason Gelman、ニューヨーク
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