マリリン・マンソンの映画プロジェクト、ハリウッドでは受け入れられず

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Marilyn MansonはニューアルバムHoly Wood(In The Shadow Of The Valley Of Death)のレコーディングと同時に、あと1枚ぶんはあるアルバムの素材とアルバムコンセプトに触発された映画製作も手がけていたが、この企画は保留となった。

共同プロデューサーで元Nitzer Ebbの創始者の1人、MavenのBon Harrisは、Mansonはスタジオでは非常に多作だ、と言う。
「彼はHoly Woodというスクリプトを書き、いろいろな会社を回って交渉した。だから、我々は一度に2枚のアルバムを作っているような感じだった。Marilyn MansonのCDを作って、同時に映画のサウンドトラックも手がけていたんだ」

Harrisonは、映画会社はMasonが構想していた映画に資金を出すのをためらい、そのために2枚目のアルバムは廃棄となった、とも言う。
「Masonの思惑通りに映画を作ろうと思ったら、その制作費用は莫大なものとなる。スクリプトを読んで、内容を見て、どのプロダクションもみな逃げ腰になってしまう。おそらく、制作にかかる金額が半端じゃないからだろう」「どこもかしこも少しばかり怖じ気づいてしまって、結局、許可が出なかったんだ。これで終りかどうかは分からないが、ある時点で、我々は焦点を完全にアルバムのほうに絞ったのさ」

Marilyn MansonのHoly Wood(In The Shadow Of The Valley Of Death)は11月14日に発売。アルバムプロモーションのためのツアーが10月27日ミネソタ州ミネアポリスのOrpheumを皮切りに開催される。オープニングアクトはGodheadとUnion Underground。

一方、
Harrisの新規プロジェクトによる曲、Mavenの“The Candidate”が今週Marilyn Mansonのサイトに登場する。

記:Darren Davis、ニューヨーク
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