マリリン・マンソンが一度限りの初アコースティックライヴを披露

ポスト
11月14日に音楽関係者とラジオのコンテスト当選者を招いたパーティーがニューヨークのクラブ、Saciで開かれ、Marilyn Mansonが最初で最後のアコースティックライヴを行なった。ライヴは、同日に発売された新アルバム『Holy Wood (In The Shadow Of The Valley Of Death)』のプロモーションとして行なわれ、4曲が演奏された。

パーティー開始から1時間ほど経ったころ、縦にブラインド状になったステージセットの後ろから、MansonとメンバーのTwiggy Ramirez(ベース)、John5(ギター)、M.W. Gacy(キーボード)、Ginger Fish(ドラムス)が姿を現した。黒い衣装にいつもながらの化け物メイクで、まずはシンプル・ヴァージョンの“God Eat Dog”を演奏し始める。Fishのドラムセットは、ハイハットと片脚に乗せたスネアにブラシを使っていた。

Mansonは観客に向かい感謝の言葉を発すると「今日は初めての、おそらく一度限りのアコースティックライヴになるでしょう」と語った。そして「John Lennonの一番気に入ってる曲です」という紹介と共に2曲目の“Working-Class Hero”を演奏した。「次は、僕が作ったどんな曲よりも、ずっと気分が落ち込む曲です」と語り“Suicide Is Painless”をカヴァー、“Count To 6 & Die”で最後を締めくくった。

Mansonは、新アルバムのコンセプトには元BeatlesのLennonの生涯が大きく影響を与えていると語った。Lennonは'80年にニューヨークで射殺されている。

Darren Davis、ニューヨーク
この記事をポスト

この記事の関連情報