リンプ・ビズキット、“Big Day Out”のフェスティヴァル事故について再び主催者を非難

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Limp Bizkitは、“Big Day Out”フェスティヴァル事故の被害者である18歳の少女の死亡の知らせを受け、あらためて主催者を非難した。少女は1月26日(金)にオーストラリアのシドニーで行なわれたフェスティヴァルで、Limp Bizkitのライヴの最中にファンの波に押しつぶされて心臓発作を起こし、その併発症により死亡した(2月1日付ニュース参照)。

2月1日(木)、Limp Bizkitの公式ウェブサイトに“Rumors(噂)”というタイトルで掲載されたコメントで、Fred Durstは次のように語っている。
「Big Day Outの出演をキャンセルした。なぜなら、ボロクソのセキュリティーのせいで、俺たちのライヴで少女が亡くなったからだ。俺たちがBDOの警備担当に(セキュリティーを)もっと改善するように言うと、奴らは“うるさい”と答えたんだ。そして2公演後に少女が死んだ。こんなふざけたことがあるか。俺らは自分たちのチームで、自分たちのセキュリティー規定を適用してオーストラリアに戻る。みんながちゃんと楽しめるように」

このコメントの前には、もう少し落ち着いたトーンで、被害者の遺族に弔意を述べている。
「我々はJessicaの死に大きな衝撃を受けています。この悲しみと苦悶は言葉では言い表せません。彼女の遺族、友人たちに謹んでお悔やみ、お祈り申し上げます。彼女の死を我々はいつまでも決して忘れません」

Big Day Outでも、1月31日(水)に被害者の遺族と友人たちに宛て、お悔やみの言葉を述べていた。2月1日午後4時現在、Limp Bizkitの最新攻撃に対しては未だ何も反応はない。

Craig Rosen、ロサンゼルス
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