リンプ・ビズキットのFred DurstがWes Borland脱退についてコメント

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Limp Bizkitのヴォーカリスト、Fred Durstが、脱退したWes Borlandの替わりになる“人類最高のギタリストを探して地球の隅々まで掘り返す”とコメントしている。Limp Bizkitのギタリスト、Borlandと残りのメンバーは、10月12日(金)に“友好的な”脱退を発表している(10/13付ニュース参照)。

公式ウェブサイト(limpbizkit.com)で、Durstはバンドのその後の計画を説明している。

「その人類最高のギタリストをメンバーにして、みんなが想像もしてなかったような、文句のつけようのない、クソとんでもない新Limp Bizkitレコードを完成させる」

さらにDurstは、2000年リリースの大ヒット作『Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water』の次作となる新アルバムの制作に、このメンバーチェンジが刺激となるとしている。

「Wesはみんなが知っているLimp Bizkitの大きな一部だった。でも、彼の脱退の決意で、俺たちはLimp Bizkitの絶頂期はまだまだこれからだと気づいた。(DJ)Lethal、John(Otto)、Sam(Rivers)と俺は、これを俺たちの曲作りを新しいレベルへと進展させるチャンスと捉えることにしている。所詮、これはすべて音楽のことであり、音楽こそ俺たちがやっていることなんだ。人生は予想がつかないものだ。ショックではあったけど、ガッカリはしてない。世の中が変化していくように、Limp Bizkitも変わっていくのさ」

仮面のギタリスト、Borlandの今後の活動予定についてはハッキリしていないが、彼はバンド脱退前から、すでに別プロジェクトとして自らのバンド、Big Dumb Faceを結成していた。

Borlandは、3月のBig Dumb Faceの1stアルバム『Duke Lion Fights The Terror!』発売前日に、このバンドについてLAUNCHにこう語っていた。

「今の音楽界には、Big Dumb Faceみたいなやつが全然出てきてない。つまり……、ある程度はあるんだけど、Limp Bizkitファンの目につくことはまったくない。そういうバンドはいるんだけどね。WeenやFantomas、もちろんMr. BungleとかのMike Pattonの世界もそうだし、Melvins……。そういうようなものはたくさんあるんだよ。Limp Bizkitファンがまったく知らず、聞いたこともないようなことがね」

Neal Weiss, Los Angeles and Darren Davis, New York LAUNCH.com
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