SHELTER 10年間の軌跡をギュウッと凝縮→発射するスペシャル月間【2001.10.22版】

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10年間をギュウッと凝縮→発射!

SHELTER 10年間の軌跡をギュウッと凝縮→発射するスペシャル月間。
そのめくるめくアニヴァーサリー・アクトの数々をとくとご覧下さいっ!!

ロックンロールは理屈じゃないっ!


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“ロックンロ-ルの持つ初期衝動”……ガツ~ンとギタ-を掻き鳴らした音に、ハ-トが痺れたときの衝撃…。荒々しいカッティングのビ-トに身体がむしょうに打ち震え、無我夢中でその音の中へとのめり込んでいったときの興奮…。理屈を越えたところで気持ちを熱くさせてくれた、激烈なグル-ヴ・サウンドが生み出す開放感。そして、レコ-ド盤を通し荒々しく突き刺さってくる熱狂的な叫び声。一度でもロックンロ-ルの虜になってしまったが最後、その魅力から二度と離れるなんてことが出来るわけがない。逆にのめり込めばのめり込むほど、ドラッグにも似た訴求作用により、さらにDOPEな世界へと陥っていく……。

この日、出た2バンドは、そんなどうしようもないくらいに熱い奴ら、彼女らだ。

最初に登場したのは、GO! GO! 7188。一聴した人達の多くが、「往年のGSサウンドとパンクロックがミックスされたスタイル」と評するが、演っている当人らには“GSサウンド”や“レトロな”という意識などまったくないところが、逆に潔い。


この日も彼女らは、アングラ歌謡的なノリを持ったメロディ・ソングを、図太いベ-ス音鳴り響くリズム隊の演奏と、切れ味鋭くもクリアな存在感を打ち出してゆくギタ-・サウンドへと乗せ、ほぼ途切れることなく繰り出していた。当然、舞台前方は、GO! GO! 7188のステ-ジングに頭を空っぽにし、身を預け、楽しそうにモッシュしまくっている連中ばかり。この日は最新シングルの「C7」から、ライヴでの盛り上げ時にはお馴染みの「ジェットにんじん」などなど新旧いろんな楽曲を織りまぜ、まさにBEST OF GO! GO! 7188的なセレクションによるステ-ジングを披露。それじゃあ観客達が暴れまくっていくのも、当然か。


しっかし彼女ら、ちっこいのに、よくあれだけず太く存在感あふれる音や歌声を轟かせられるものだ。何時もながらあのパワ-には、頭が下がる想い。それだけ彼女ら、ライヴが大好きであり、ロックンロ-ルが大好き(無理やり括ってしまったが)と言うことなのだろう。

GO! GO! 7188が、いい感じで場内の空気を盛り上げてくれたところへ、真打ちTHE GROOVERSが登場。

実は彼ら、 SHELTERの10周年には欠かせないバンド。THE GROOVERS自体は、結成して十数年経ってはいるが。現在の3人編成になったのが、ちょうど10年前。しかも最初のステ-ジが、 SHELTERのオ-プニング・イベント時。それを思えば彼ら、 SHELTERの歴史と共に歩んできたと言っても、あながち間違いではあるまい。


当然、この日も、まさに「ロックンロ-ルはこうでなきゃ!」とも言うべき、ソリッドかつグル-ヴ感あふれるロックンロ-ル・ナンバ-達を、ステ-ジ上から次々と繰り出していたTHE GROOVERS。最初は出音の切れ味が悪かったギタ-・サウンドも、楽曲を重ねるに従いどんどんソリッドさを増してゆく…。と言うよりも、メンバ-3人の気迫あふれる感情のウネリが、そのまんま場内中を熱くすっぽり包み込んでいたと言った方が確かだろう。しかも終盤時には、 SHELTER10周年を祝って、SHELTERオ-プン時期によくライヴで演奏していたナンバ-を披露。改めて今の楽曲と比べると、疾走感が強かったと言うか、何処かパンキッシュな衝動が当時のTHE GROOVERSの中にあったんだということを再確認し、妙に嬉しくなってしまった。

最近は、よりモダン/ソウルフルなロックンロ-ル寄りな面が強いだけに、活動初期のような荒々しくもパンキッシュなスタイルを、今の彼らに望みたいという想いは難しいことなのだろうか。鬼気せまる表情で演奏していく3人を観ていると、まだまだ荒々しいTHE GROOVERSの姿も生きてるんだなということを想い知らされただけに、是非そちらの方の姿も観てみたいものだ。


「とにかく恰好良ければ、それでいい」。「衝動のままにロックンロ-ルを奏でることこそ、ロックバンドのあるべき姿」というのを、まざまざと見せつけてくれた、この日の2バンド。やっぱりロックンロ-ルは、理屈じゃなく感情こそがすべてだぜ!

文●長澤智典
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