エアロスミスのスティーヴン・タイラー、D.ボウイの「Jean Genie」のモデルにもなった元妻の葬儀に出席

ポスト
AerosmithのSteven Tylerが9月9日(月)、ニューヨーク市で行われた元妻のCyrinda Foxe-Tylerの葬儀に出席した。彼女はDavid Bowieの曲「Jean Genie」('73年)のモデルとしても知られている。

Kathleen Hetzekianとしてカリフォルニア州サンタモニカで生まれたFoxe-Tylerは、脳腫瘍のため51歳で亡くなった。'70年代、彼女は伝説的なシーンのスターとなり、Andy Warholと共に排他的な音楽とアヴァンギャルド・アートの活動を展開、Max's Kansas Cityのようなナイトクラブに登場した。彼女はまた女優としても活躍し、Warholの映画『Bad』に出演している。後にBowieとロマンティックな関係となり、Bowieの元妻Angela Bowieとも知り合っている。

'77年、New York DollsのシンガーDavid Johansenと結婚。それから1年後に彼の元を離れ、Tylerと結婚した。Tylerとは10年間連れ添い、娘のMiaを出産。彼女は死ぬ直前の8月28日にミュージシャン/アーティスト/彫刻家のKeith Waaと結婚し、Waaは彼女が死亡したとき、ずっとそばに付き添っていた。

'97年、Foxe-TylerはAerosmithのフロントマンとの生活の全貌を語った自叙伝『Dream On』を執筆。Tylerはこの本の出版を阻止しようと試みたが、彼自身のヌード写真の掲載が中止されただけで、あとは不成功に終わっている。それでも2人は元夫婦という障壁を修復し、Tylerは彼女が病気だと知るとその治療費を支払い、また葬儀費用も全額負担している。さらにTylerはギターを1本オークションに出し、彼女の名で将来的なチャリティの資金調達を行なうつもりだ。

TylerはBebe Buellと共に、娘のMiaとLiv Tylerを伴って葬儀に出席した。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報