スリップノットのコリィが、ヘンリー・ロリンズのアルバムに参加

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Henry Rollinsのアルバム『Rise Above: 24 Black Flag Songs To Benefit The West Memphis Three』が10月8日(火)に発売される。アルバムはBlack Flagのクラシックのカヴァーを24曲収録。参加アーティストはIggy PopMotorheadのLemmy Kilmister、Tomahawk/元Faith No MoreのヴォーカルMike Patton、Ice-TChuck DSlipknot/Stone SourのヴォーカリストCorey Taylorほか。これはWest Memphis Three(ウェスト・メンフィスの3人)――Jessie Misskelley、Jason Baldwin、Danmien Echols――の裁判のやり直しを求めるための資金を募るベネフィット・アルバム。

『Rise Above: 24 Black Flag Songs To Benefit The West Memphis Three』の参加アーティストの中で今、最もホットなのはTaylorだ。Stone Sourの「Bother」は現在ビルボード・モダンロック・チャートで10位となっている。

Rollinsは、ニューメタルのトップ・ヴォーカリストのひとりであるTaylorに魅了された経緯について次のようにLAUNCHに話してくれた。

「それは1本の電話からだった。彼の番号を教えてもらい、Coreyの家に直接かけて“ヘイ、Henry Rollinsだけど”って言ったんだ。そしたら彼は最初、いたずら電話だと思ったらしく“まさか”って感じで。こっちは“本当だよ。Sean E.の友達だ。今、彼といっしょに座っている”って伝えた。Sean E.には世話になったよ。“電話番号を教えてもらったんだ。アルバムを手伝ってもらいたい”って言ったら彼の態度が一変して“本当なんだな?”って。それで“もちろん。この曲にはいろいろと太いコネがいるんだ”と言うと、彼はすぐに“イエス”って答えてくれた」

Taylorは裁判についてどれくらい知ってるかと尋ねると、Rollinsは次のように答えた。「聞いてはいるんだが、詳しくは知らなかったらしい。でも一度話をしたら、裁判で行なわれてることについて心配が怒りに変わったよ」

ウェストメンフィスの3人は'93年5月に起きたMichael Moore、Stevie Branch、Christopher Byersの殺害の罪で服役している。11月12日に審問が開かれ、証拠を再び審議するための日程が決められる。

Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
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