ジョー・ストラマーの遺作とクラッシュのコレクションが制作中

ポスト
Joe Strummerの遺作となったアルバムと、かつてのバンドThe Clashのアルバムが、どちらもこの春にリリースされそうだ。

昨年の12月22日、イギリスの自宅で心臓発作を起こして亡くなったStrummer(50歳)は、自身のバンドMescalerosと共に3rdアルバムに向けて新曲を制作しているところだった。バンドのレーベル、Hellcat/Epitaphによると、残されたメンバーは現在、Strummerの未亡人Lucindaとマネージャーと共にヴォーカル・トラックに取り掛かっており、5月にリリースできるようにミックスを計画しているという。

このセットにはBeckのギタリスト、Smokey Hormelと共作/レコーディングした「The Long Shadow」など、Strummerがバンドとは別に制作していた曲も収録されそうだ。Strummer & The Mescalerosは、昨年秋のUKツアーで「Guitar Slinger Man」や「Coma Girl」などの新曲を披露していたが、これらが収録されるかどうかは未定。

また、Strummerは亡くなる前にSony Musicの回顧盤シリーズ“Essential”に入る『Essential Clash』の編集もしていた。このアルバムはEpicから3月11日に発売される予定。このほか、DVDで再リリースされたClashのビデオ『Westway To The World』(2000年、監督:Don Letts)が、今年のグラミー賞のBest Longform Music Videoにノミネートされている。ボーナス映像が加えられたDVDにはミュージック・ビデオやインタヴューのほかに、Strummerが監督し、Clashの元メンバーであるMick Jones(Big Audio Dynamite)とPaul Simononが出演するホームビデオ『Hell W10』が収録されている。

Strummerの最後のコラボレーションのひとつになったのが、U2のBono、EurythmicsのDave Stewartと共作した「48864」で、この曲はNelson Mandela主催のエイズ・ベネフィット・コンサートのために作られたものだった。2月2日に南アフリカのロッベン島で行なわれるこのイベントにはColdplayNelly FurtadoEveShaggyらが出演を予定しており、Strummerは「48864」をプレイするはずだった。

ClashとStrummerのファンには、Strummerがサポートしていた活動や環境団体への募金が奨励されている。Epitaph Recordsのサイトにこのようなメッセージが書き込まれている。「Joeの死に敬意を表わすなら、MandelaのSOS団体とFuture Forests団体をチェックしてみてください。Joeは両チャリティ団体で活動しており、彼の遺族は献花などのかわりに、それらのチャリティへ寄付してくれることを望んでいます。Future Forestsには、彼を偲んで献金や植樹ができるJoe Strummer記念森林というものがあります。できることなら、これらのチャリティに協力してください」

Future Forestsでは寄付金を用い、スコットランドのスカイ島にStrummerの森を作る予定。詳しい情報はfutureforests.comまで。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報