ディクシー・チックスのブッシュ批判騒動、サウスカロライナ州議会で議題に

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The Dixie Chicksの騒動がサウスカロライナの州議会にまで及んでいる。州議会代表のCatherine Ceipsは3月19日(水)、George W. Bush大統領への批判を謝罪する方法として、グループを呼んでサウスカロライナの兵士とその家族のためにパフォーマンスを行ってもらうという議案を提出した。

Ceipsは米海軍病院、パリス島にある海兵隊新兵訓練所、ボーフォートの海兵隊飛行場をはじめ、地域に住む人々から多くの怒りの電話が寄せられていると述べた。Ceipsは州議会で次のように語っている。

「軍隊のために無料コンサートを開くことでMainesは謝意を表明でき、サウスカロライナでパフォーマンスしてもらいたくないと思っている人たちへも理解を求めることができます。これはDixie Chicksにとってオリーブの枝(平和の象徴)となるでしょう」

議案は50対35で議会を通過した。

この騒ぎは3月10日にロンドンで行なわれたコンサートで、Mainesが大統領について否定的な発言をしたことに端を発している。その後、Mainesは声明を発表して謝罪したが、全米のラジオ局がDixie Chicksの音楽をボイコットし、ファンは公然とグループのCDを破壊している。

Dixie Chicksのナッシュヴィルの広報担当は、彼女らはCeipsの議案や米軍のための無料コンサートについて一切コメントしていないと話している。

Nancy Brooks, Nashville (C)LAUNCH.com
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