ディクシー・チックス、ブッシュ批判コメントで身の安全を危惧

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メンバーのNatalie Mainesがロンドンの観客に向かって「テキサス出身の大統領を恥ずかしく思う」とブッシュ批判の発言をしたことで、Dixie Chicksは、彼女たちの身の安全が脅かされていると不安を表明している。

Martie Maguireはオーストラリアのレポーターに対し、「嫌がらせの手紙や脅しの手紙がたくさん届いている。Emily(Robison)の自宅の門は壊された。アメリカへ戻ったら、警備を頼まなければならないでしょう。危険な状態になっているわ」と語った。

しかし報道によれば、当のMainesはこの状況に対しても、さらにふてぶてしい反応を示しているという。彼女は「非難を受ければ受けるほど、自分を誇りに思う」と話し、故郷のテキサス州ラボックで抗議のために彼女たちのCDを壊しに現れたのは「たった6人だけ」と指摘した。

MainesのコメントはDixie Chicksのアルバム・セールスにも影響し、報道によれば52%落ち込んでいるという。しかし、そうした売り上げの不振にもかかわらず、彼女らは依然としてトップセールスを誇るカントリーグループであり、アルバム『Home』はビルボード・トップ・カントリー・アルバム・チャートでNo.1を獲得している。

Dixie Chicksの「Top Of The World」ツアーは5月1日、サウスカロライナ州グリーンヴィルからスタートする。

Margy Holland, Nashville (C)LAUNCH.com
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